17.お嬢様、落ち着いて下さい ページ21
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「どこのお嬢さんかと思ったら五十嵐さんのとこか、すっかり美人になったなあ！」
「恐れ多いです、ありがとうございます」
次々と声をかけてくるお父さんと同い年くらいの男性達。黒の袴、高そうなスーツ、金のネックレスや時計。怖そうだし怒るとまあ怖いんだろうけど、こうやって優しく声をかけてくれる。
拓「お嬢様、お父様がお呼びです。ご挨拶させたい方がいらっしゃるそうで」
「今行くわ……東堂様、それでは失礼致します」
祐「参りましょう」
拓弥と祐基に連れられお父さんの所へ。A来たか、と機嫌の良さそうなお父さんの隣に立つ。
父「娘のAだ。A、こちら吉野一家の五代目総長さんだ」
「初めまして。五十嵐Aです」
吉「五十嵐さんの娘さんがこんなに別嬪さんなんてなぁ〜、うちの嫁さんにならんか？」
わっはっは、なんて笑い合って楽しそうだな…。吉野さんが付き人に「そうだ、あいつを連れて来い」と言うと、五分もしないで黒の袴姿の青年がやって来た。
父「噂の時期跡取りか？イケメンだなあ〜」
吉野さんの隣に立つ青年の顔を見る。
「………あ」
印象的な、ぱっちりとした二重。
「あ、あ……」
祐「お、お嬢？」
あの時と同じ、香水の匂い。
「あああああああああ！！！！！」
拓「お嬢様？落ち着いて下さい」
父「どうしたA？」
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晃「…吉野一家時期跡取り、吉野晃一です」
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ひろ(プロフ) - 初めて書かせていただきます！すごく面白いです！みんながワイルドな感じでドキドキですね(///ω///)続き楽しみにしてます!! (2017年5月16日 2時) (
レス) id: ce336a9dfc (このIDを非表示/違反報告)
エム - なな.さんの作品めっちゃ好きです！更新待ってまーす！ (2017年5月10日 0時) (レス) id: be027d3da3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な な . | 作成日時：2017年5月7日 12時
