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暑い昼間から外に出るなら海に行きたかった



横「太輔の分もタオル持ってきた」

藤「あ、ありがとう……じゃなくて!」



なんで、親しい奴もいないサッカー部の
応援しに行かなきゃいけないんだ

しかも他校まで電車乗ってさ



横「ん?」

藤「4DXで映画見るんじゃなかった?」

横「この高校校舎綺麗だな〜」



全然説明する気もないのかよ
急に電車降りるからついてきたら…



藤「1人で行くっていったじゃん」

横「応援は多い方がいいでしょ?アウェーだし」



……サッカーのルールも知らないんだけど



横「楽しいよ、きっと」

藤「……まぁ、いいや」



なんか、わたの笑顔に
俺を連れてきた理由がありそうな気がした

とりあえず初めてのサッカー観戦、楽しむか



藤「応援席すご…」

横「私立って感じ」



100人くらい座れそうな応援席
その下には選手が日陰で待てるようになっていた

野球のコート見当たらないし
相当サッカーに力いれてる高校なのかな?



横「みっちゃんいないかな〜」



うちの高校のユニフォームを着てる人たちが
グラウンドにはちらほらいるけど
それらしき人はいない



横「あ、出てきた。気付くかなー?」



監督らしき人と話しながらベンチから出てきたから
渉も声をかけず席に着いた

……トイレないかな



藤「試合って何時から?」

横「予定では1時からだからそろそろじゃない?」



そろそろかぁ…まぁ、応援席半分もいないし
途中からでもいいか…



藤「トイレ行ってくる」

横「あ、了解」



こんだけデカかったら外にあるかなー
そう思いながらぶらぶらしてたら

校舎に入れる入り口とスリッパがあった
奥にトイレのマークもみえる

選手用かな?
おかりしまーす

心の中でことわって校舎に入ろうとしたら



「不法侵入」

藤「え、あ、すみま……」



突然の声に驚いて慌てて振り返ると



北「冗談だよ怒んなって」



唯一知ってる奴がいた



藤「怒ってないです。試合いいんすか」

北「……おまもり、忘れたの」



そういって、鍵を取り出し

荷物置き場として借りてるのか
入り口すぐ近くの教室に入ってった



北「誰の応援?」



鞄からミサンガを取り出し
腕につけながら聞くその背中をみて

俺はこいつのこと何も知らないのに
悲しそう、そう思って

だからつい目の前の奴の名前を呼んだ



藤「……北山 宏光」

北「んはは、フルネームかよ」

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設定タグ:キスマイ , 藤北 , 短編   
作品ジャンル:恋愛
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puu(プロフ) - お返事と続編ありがとうございます!すれ違っちゃったのね、、。でもラブラブですね!この2人の再会シーンはどんな感じなんだろうと想像してみたんですが、思いつかない(笑)また構想ありましたら続編とか番外編お願いします! (2019年12月28日 18時) (レス) id: b36113747c (このIDを非表示/違反報告)
あり(プロフ) - puuさん» コメントありがとうございます!お礼遅くなってごめんなさい。楽しんで頂けたら嬉しいです! (2019年12月27日 17時) (レス) id: fc23db796f (このIDを非表示/違反報告)
puu(プロフ) - この遠距離どうなっちゃうかハラハラしながら読んでました。最後まですれ違わなくて本当に良かった!もし構想ありましたら、このあと穏やかながらもラブラブな2人の話が読みたいです。 (2019年10月8日 8時) (レス) id: b36113747c (このIDを非表示/違反報告)
あり(プロフ) - yokonana(nanaco)さん» はじめまして!嬉しいです〜〜、コメントありがとうございます。参考にさせて頂きます(*'▽'*) (2019年4月9日 8時) (レス) id: b58d4f2cac (このIDを非表示/違反報告)
yokonana(nanaco)(プロフ) - はじめまして(*^^*)よくありさんの小説見させて頂いてる者ですが、長編見たいなぁと思いコメント失礼致しました。この作品、とても好きです(*´∀`) (2019年4月9日 8時) (レス) id: da866a5801 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あり | 作成日時:2019年3月31日 3時

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