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「 何度目のミスなんだ！いい加減にしてくれ！」
『 すみません 』
「 四月には新入社員も来るんだ 。この調子でミスが
続くようなら解雇も視野に入れている！」
『 はい … 』
「 こんなことを言うのは気が引けるがもう半年も経つ …
辛いだろうけど彼のことは忘れた方がいい 」
『 …… 』
そう 、今日で半年が経った
私の恋人だった優斗が突然この世を去ってから 。
この半年間ずっと上の空だった 。
大切な人を失って心にぽっかりと穴があいたような
生きている心地がしなくなったような感じ 。
仕事にも集中出来ずにミスばっかりでこの半年間 、
何度も上司に怒られて同僚や後輩には呆れられ
遂に解雇まで後一歩といったところまで来てしまった 。
ポケットで震えるスマートフォンに指を滑らせても
新着のメッセージは優斗からのものではなくて
私のことを心配した親や同僚から 。
彼のことは忘れた方がいい
誰もが口を揃えてそう言うの 。
『 何で … 』
デートの時に撮影した沢山の動画や
普段の何気ない瞬間を収めた幾つもの写真 、
そして半年前で更新が途絶えている彼のSNSを眺めながら
いつか彼がお気に入りだと言ったストライプのシャツを
抱き締めながら涙するのが習慣になってしまった 。
優斗がいま 、この世にいないのは何故なんだろう …
何度も何度も考えた 。
何度考えても行き着く答えはいつだって一つだけで
罪悪感に押し潰されそうになる 。
優斗がこの世を去ってしまったのは
きっと 、私のわがままのせいだから …
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にこ - みるるん！さんが伝えたかったことと私が感じたことは違うかもしれませんが、私はハッピーエンドだと思ってます。こんなに愛せる人と一緒にいれるのは幸せだと思うし、生きることだけがその人にとって幸せとは限らないので…（気分を害されたらすみません…！） (2020年3月4日 5時) (
レス) id: 03a051c83b (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりー - 短編だけれどお話がまとまってて読みやすいし最後になるにつれて鳥肌が立ちました。作者さん天才、、、、、 (2020年3月1日 23時) (レス) id: fc96554ac3 (このIDを非表示/違反報告)
サナ - 物語読んで、メッチャ体がしびれた自分が溶け込んでた。 (2020年3月1日 23時) (レス) id: 185d75fc93 (このIDを非表示/違反報告)
hiレベルな小５ - 私も最近辛いことがあったので泣けてきちゃいました。あと優斗くん大好きなので余計泣けてきました。 (2020年2月23日 15時) (レス) id: 62d5677c5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるるん
| 作成日時：2020年2月23日 8時
