恋愛奮闘記 5【ONE PIECE】 (ページ7)

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EP24 ページ7

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子どもの頃に一度は聞いたことのあるおとぎの国のお話。

ガラスの靴を落とすお姫様のお話。

魔女の住むお菓子の家。

赤ずきんを被った女の子が狼に食べられてしまうお話。

その童話集が一つに集まった国が存在する。

それがここ「グリム王国」である。

あ「それで狼さんはどうして赤ずきんちゃんを食べてしまったの？」

狼「美味しそうだったから…つい‥」

あ「ダメじゃない！！ねぇ！赤ずきんさん！！」

赤「えぇ！でも結局は自分からお腹を切って私を取り出してくれたから、今は許しているの」

あ「そうだったの！？もう仲直りしてるんだね」

ここは、童話「赤ずきんちゃん」の店。

なんでもこのグリム王国は島ごとにエリアがあるらしく、
その島内でもまたお店ごとに物語が決められているらしい。

私は島に着くなり、すぐに1人で飛び出してしまい

ここ服屋さんである「little red riding hood」に入ったのだ。

追いかけてきたシャンクスとバギーとはちょっと逸れちゃったみたい。

あ「ここの服、全部赤ずきんさんのお婆さんが作ってるの？」

赤「そうよ！お婆さん上手でしょ⭐︎狼さんは見た目が怖いから、裏方でお婆さんの手伝いをしてもらっているのよ」

あ「そうなんだ…」

なんとなく、この島のシステムが理解できてきた。

私はそこで2着ほど購入したあと、近くにあった「Cinderella」という店に入った。

‥おそらくここは…

？「まぁ！とても可愛らしいお客様がいらっしゃったわ！みんな、おもてなししてちょうだい」

そういって、手をパンパンと2回ほどたたいた女性。

すると、外から小鳥やネズミがでてきて、あっというまに1着のドレスが出来上がった。

あ「シ、シ‥シンデレラ！！！⭐︎」

シ「えぇ、そうよ。ごきげんよう、私のお店に来てくれて嬉しいわ」

目の前のお姫様に興奮状態の私。

ルフィやウソップ、チョッパーがロボットをみてるときと同じ状態だ。

シ「私はここでドレスを作っているの。これはあなたにあげるわ」

あ「え！？いいんですか！？」

シ「もちろん。あなたにきっと似合うわ」

そういって、先程小鳥やネズミが作ってくれたドレスを1着もらった。

…プリンセスからのプレゼント…幸せ…♡

なんて思っていると、シンデレラが不思議そうに私にあることを聞いてきた。

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