恋愛奮闘記 5【ONE PIECE】 (ページ4)

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EP21 ページ4

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その日の夜、甲板にて

ロ「船の修理も終わったことだ、明日また新たな島に向けて出発するぞ」

‥新たな島…

シ「ロジャー船長！次の島はなんて島なんだ？！」

ロ「グリム王国だ。この島はすごいぞー！幻のあんなものやこんなもので溢れかえっているらしい！」

あ「あんなものや…こんなもの？」

ギ「おとぎ話ってあるだろ？あの物語に出てくる幻の生き物のことだ」

バ「‥ってことは、狼とか魔女とか蛇とか‥‥(怖」

あ「王子様やお姫様もいるってこと！？⭐︎」

レ「まぁ、いるだろうな」

あ「えーーーー⭐︎！！！楽しみ〜⭐︎！」

そんな夢のような国が存在しているとは、、
海も広いな〜と改めて実感する。

それに‥

あ「その国に妖精っているのかな…？」

レ「確かな情報はないが、人魚や妖精は人と神の中立な存在故に島には存在しないらしい」

シ「え、じゃあ魚人島にいたあの人魚達は？」

ギ「元は魚人島の住民だ。グリム王国に遊びに行くことはあっても稀だろう」

あ「ってことは、妖精も遊びに来たりすることはあるってことだよね？」

ギ「まぁ、そうなるな。だが…」

‥となると、ティンク島で唯一人間界に出入りできるのは
王族の血を引くものだけ。

26年前、まだティタニア女王の母とニック王の父は生きている！！

会えば、きっと「私の力について」と「未来への戻り方へのヒント」が見つかるはず！！！

ギ「って、おいミラ。聞いてるのか？」

あ「え！？あ、あぁ…な、何の話？笑」

バ「妖精がこの世に存在するかわからねぇって話だ！ちゃんとギャバンさんの話聞いとけよなぁ！」

あ「え、あ…そ、そうなんだぁ！そっか！それもそうだよね！笑」

やっぱり。

ロジャー海賊団はまだティンク島の存在を知らない。

まだ見つけてないんだ。

だから、妖精の存在もまだ知らない。

‥これは、うっかり「羽が出ちゃった！」とかならないようにしなくちゃ‥

変に歴史を変えてしまう。

シ「……」

ロ「…きっとミラが探しているものも見つかるはずだ」

私の頭にポンと手を置き、微笑むロジャー船長。

「この船にいる奴はみんないいやつだ。何かあったら何でも話すといい」

そう言って、船長はレイリーと2人でその場を後にした。

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