恋愛奮闘記 5【ONE PIECE】 (ページ23)

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EP39 ページ23

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ーーーミラが加わったロジャー海賊団は、

白ひげ海賊団のいるある島へと降り立つ…

バ「船長ッ！島の反対側に白ひげ海賊団が！！こちらに気づいた模様ッ！！」

レ「今一戦やったばかりだというのに…やるのかロジャー」

ロ「生きててこその殺し合い。俺ももう終わりが近い…これが最後になるかもしれねぇからな、白ひげ」

そして、物凄いスピードで走ってくる1人の男をみて
ワノ国の侍だと気づいた船長は

「君達に怪我させるわけにはいかん！」

とレイリーとギャバンを差し置き、侍へと一撃を喰らわした。

そして、森の茂みからでかい男が現れ

ロ「きたな…」

船長の顔つきがかわった。

それだけであの男が“白ひげ”であるということがわかった。

ロジャー船長の刀と白ひげの刀が交わり、
剣戟の衝撃に耐えきれず、周りの海賊達が次々と海へと飛ばされていった。

白「グラララ！元気そうだな…ロジャー」

ロ「何年振りだろうな…ニューゲート」

2人、懐かしの再会を果たし高笑いをする。

…これが“白ひげ”…

そして2人の船長の「「身包みおいてけ！」」を合図に
激闘の幕が開かれた。

時の大海賊…

2人の対決。ロジャーと白ひげ…

拮抗する激闘は三日三晩続いた。

マ「調子に乗るなよい」

レ「私は常に真剣なんだよ、少年」

私はその様子を船の中から見ているだけだった。

上陸する前、船長に

「ミラ、俺達が来るまでこの部屋で身を隠していてくれ。
…楽しみは最後にとっておかねぇとな！わっはっはっは！」

そう言われていたからだ。

“楽しみ”とは何のことを言っているのかわからなかったが
私は言われた通り、この部屋で待つことにした。

そして、三日三晩が終わりを迎え…

「「うぇーーい！！」」

お酒を交わし合う両者。

「この服いいな！くれ！」

「これもくれ！」

「おい、そりゃあ取りすぎだ！お！お前のこれいいな！」

…奪い合いがすっかりプレゼント交換になっていた。

あ「なんで…(笑」

恐らく、ロジャー船長と白ひげとの間柄では決着がつかないため
これが毎度お馴染みになりつつあるのかもしれない。

…もう大丈夫かな…？

ずっとソワソワしていた体も限界を迎えている。
こんな長いこと、ずっと部屋の中で過ごしたのは初めてだった。

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