EP 4 ページ37
ーー
しばらく私達と共に航海することになったエース。
白ひげ死亡・白ひげ海賊団休止の新聞を見た時は驚いたし、何より先にエースが心配だった。
あ「いいの？仲間のところに戻らなくて」
エースの隣へと立ち、私も海を眺める。
エ「あぁ、アイツらなら大丈夫さ」
あ「…そっか」
エ「今頃(家族のいる)島に帰ってるだろ」
【家族】
エースにとっての家族は白ひげ海賊団だったはずに違いない。
親父と慕っていた白ひげは亡くなり、残された仲間はもう一つある家へと帰っていく…
エースは今…寂しいんだよね。
あ「エースには私達兄弟がついてるし、コルボ山でダダン達もきっとエースの帰りを待ってるよ」
だから、そんな顔しないで。
頬杖をつきながら、私を見るエース。
凄く嬉しそうに笑った。
夕日がサニー号をオレンジ色に染める。
エースにはその夕日の色がよく似合う。
ナ「ミラ〜！もう！どこ行っちゃったのかしら」
私達のいる場所は丁度死界でナミからは見えていないようだ。
あ「あ、ナミが呼んでる…」
パシッ…
エ「ここにいろ、あと少しでいい」
え…
あ「う、うん…」
そのあと手を離してくれたが、喋ることはなかった。
なぜあの時エースが私を引き止めたのか…
寂しかったからなのか…
一体なんのためだったのか…
私にはわからなかった。
ただ…
頬杖をつき、私の顔を見ようとしないエースの耳が赤かった理由は
…なんとなくわかった。
.
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koi(プロフ) - 朱夏さん» ありがとうございます(o^^o) (2019年3月14日 22時) (
レス) id: 9a2a00ca5d (このIDを非表示/違反報告)
朱夏 - おもしろいです！目が離せない！更新頑張ってください！ (2019年3月14日 17時) (レス) id: aef72d6a48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2019年3月6日 20時
