EP 3 ページ36
ーー
ティンク島の島も見えなくなり、辺りは海一色。
よく見る航海の風景。
キッチンからは夕食を作る包丁の音が鳴っている。
この香りは…
今日はシーフード料理かな。
エビの香りがほのかにした。
皆、徐々に甲板から部屋に戻ったり…ダイニングへと入っていく。
ル「なぁ！サボ！エース！お前らも一緒に男風呂対戦しようッ！」
ウソップとチョッパーを連れ、ルフィが2人を誘う。
サボ「男風呂対戦…？」
ル「おう！そうだ！おもしれぇーぞ！」
エ「お前ってやつは。まだそんなくだらないことしてたのか」
サボ「よく船長やれてるな、感心するよ」
ル「え、そうかァ？笑」
サボ「いや褒めてねぇーぞ？」
それでも、行こう！やろう！と行く気になるまで言い続けるルフィ。
このルフィは厄介だ。
エースもサボもそれはわかっているつもりだ。
エ「サボ、お前行け」
サボ「なッ！なんで俺なんだよ！お前が行けよエース！」
エ「お前まさか…忘れてねぇーだろうな」
サ「…クッ…たち悪りぃぞ…ッ…」
エ「行けばチャラにしてやるさ笑」
昔のことをまだ根に持っているエース。
弱味とは恐ろしいものだ。
意地悪そうに笑うエースと悔しそうなサボ。
結局サボは負け、ルフィ達と大浴場に向かった。
よしよし…と頷くエース。
あ「サボ可哀想〜…」
エースの後ろからひょこっと顔を出す。
あ「真ん中に挟まれてサボも大変だ 笑」
エ「あいつにはこれぐらいが丁度いい」
あ「優しいサボに比べて、厳しい兄を持っちゃたなぁ〜笑」
エ「…ッ！悪かったなッ」
あははと笑うとぶっきらぼうになるエース。
成長してても中身は子供の頃とさほど変わらない。
そして私達だけになった甲板でエースがそのまま頬杖をつき、海を眺め始めた。
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koi(プロフ) - 朱夏さん» ありがとうございます(o^^o) (2019年3月14日 22時) (
レス) id: 9a2a00ca5d (このIDを非表示/違反報告)
朱夏 - おもしろいです！目が離せない！更新頑張ってください！ (2019年3月14日 17時) (レス) id: aef72d6a48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2019年3月6日 20時
