EP 115 ページ17
ーーー
スポットレス・バブルは清きものしか通さない。大砲を通すわけもない。
だが…複数の大砲の圧がかかるとすれば話は別だ。
パァァンッ！！
シャボン玉が割れるかのようにスポットレス・バブルが大砲の圧に耐えきれず、割れてしまった。
その拍子に大砲がティンク島へと落ちてくる。
ラ「うッ…あッ…！」
ア「はぁ…はぁッ…」
スポットレス・バブルが割れた途端、苦しみ倒れ出す妖精達。
ル「お、おい！お前ら！大丈夫かッ！！！」
ウ「一体どうしちまったんだッ！？」
ナ「もしかして…バブルが…」
コクリと頷く動物の妖精アマンダ。
ア「…ッ…スポットレス・バブルは人間界と妖精界の境界膜なの……」
ラ「私達妖精は人間の世界へは行けない…つまり生きていけないことになるのッ…」
「「…ッ！！！？」」
島全体では妖精達の苦しむ声や倒れ行く姿が目に入った。
一味の周りにいた植物の妖精プレス、動物の妖精アマンダ、光の妖精ラインも同じように苦しんでいた。
そしてスポットレス・バブルが割れてしまった今。
海軍は船を止め、島へと侵入してきた。
スポットレス・バブルが割れ、バブルを通ることなく鳥達も巨大化したまま人間界へと飛んでいく…
そして、人間界の空気に触れた島は能力者の体力も通常通りへと戻っていった。
妖精の国でありながら、妖精の力が全て失われていった…
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koi(プロフ) - 朱夏さん» ありがとうございます(o^^o) (2019年3月14日 22時) (
レス) id: 9a2a00ca5d (このIDを非表示/違反報告)
朱夏 - おもしろいです！目が離せない！更新頑張ってください！ (2019年3月14日 17時) (レス) id: aef72d6a48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2019年3月6日 20時
