EP 114 ページ16
ーー
黄猿は殺意のオーラを漲らせながら城近い頂点のスポットレス・バブル付近まで飛んでいく。
黄「久しぶりだねぇ…麦わらのルフィ」
ル「…ッ…」
黄「おやおや…これはこれは、火拳のエースに革命軍No.2もお揃いで」
スポットレス・バブル越しに見下す黄猿。
幾らバブル越しであってもいつ攻撃してくるかわからないため、戦闘態勢をとる一味。
黄「しかし肝心のヤツが見当たらないねぇ…」
ミラのことだった。
黄「わっし達もここはひとつ穏便に済ませたいんでねぇ…妖艶のミラ…大人しく渡してもらうか…」
ル「…やらねェッ！ミラは俺達の仲間だッ！！お前なんかに渡すもんかッ！」
エ「あの数の軍艦引っ張ってきやがって…穏便に済ませる気なんか微塵もねぇだろ」
サボ「だな」
フッと笑うサボ。
一味のその言葉を合図に覚悟を決め、攻撃を待つ。
黄「それは仕方ないねぇ…」
ビーィンと人差し指の先に光の玉を作る黄猿。
一味の城目掛けて指していた。
ル「…ッ…！」
エ「クソッ…」
ゾ「任せろ」
サ「お前らは援護を頼む」
タタタタッと黄猿向けて走っていくのは能力者ではない３人。
ゾロ、サンジ、サボだった。
サンジはスカイウォークで飛び
サ「コリエ…シュートぉおッ！！」
首へと蹴りを入れるも止められてしまい…
ゾロとサボも城からジャンプし飛びかかった。
サボ「竜の鉤爪ッ」
ゾ「三刀流…鬼斬ィッ！！！」
その攻撃もいとも簡単にパッと交わされてしまう。
黄「遊びに来たわけじゃないんでねぇ。そろそろ本気出させてもらうよぉ」
バシンッ！！
サ「何ッ！」
蹴りを入れようとしたサンジの足を掴み、地面へと叩き落とす。
ル「サンジッ！！！」
ナ「サンジくんッ！」
ゾ「…ッ…！！」
そして、何故かそのままその場から立ち去る黄猿。
元いた船の方へと戻っていく。
黄猿が船に戻った途端、大きな大砲がティンク島へと向けられる。
黄猿の言う“本気”とは…
まさかッ…
一味がそう思ったのも束の間…
バァンッ！！という音とともに大砲が打ち上げられた。
だが、その大砲はスポットレス・バブルでなんとか食い止められた。
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koi(プロフ) - 朱夏さん» ありがとうございます(o^^o) (2019年3月14日 22時) (
レス) id: 9a2a00ca5d (このIDを非表示/違反報告)
朱夏 - おもしろいです！目が離せない！更新頑張ってください！ (2019年3月14日 17時) (レス) id: aef72d6a48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koi | 作成日時：2019年3月6日 20時
