EP 96 ページ47
ーーー
夏エリア…
？「さっきはごめんなさいね。この子、つい意地悪しちゃう癖があって…」
？「貴方のしつけが悪いんじゃなくって？その子、ご飯の時間になっても起きやしないじゃない」
？「なんですって？！」
向日葵に食べられてたルフィを助け出したのは植物の妖精“プレス”だった。
くるくるのオレンジ髪で面倒見の良さそうなお姉様って感じのプレス。
その横で気高くとまっているのが水の妖精“ミセス”だ。
紺色の髪のポニーテールが特徴的。
ル「お前らも羽があるな！…アイツ(ヴォニー)と同じかッ？」
プ「ええ、そうよ。ちょうどこの子達のご飯の時間だったから起こしにきたの」
そう言い、向日葵達に声をかける。
するとパッと花を咲かせ、花びらで「まだかまだか」とご飯を欲している。
ル「コイツらも飯食うのかッ！…何食うんだ？？」
ゾ「いや…お前、飯って言ったって…コイツらは」
ミ「フッ」
バカにしたかのように鼻で笑い、飛ぶミセス。
そして、空を飛び向日葵達に水をかけた。
手から水がシャワーのように溢れ出る。
ル「あいつ、なんで水遊びなんかしてんだ…？」
プ「ふふ、あれは向日葵達にご飯をやっているのよ」
ル「何ィッ？！あれが飯ィ〜ッ！？」
ゾ「いや、どう考えてもそうだろ」
ル「おいヒマワリ！お前すげェな！俺じゃ1日で餓死しちまうぞ！？」
ルフィにスリスリと甘える向日葵。
ル「にっししし！おうッ！今度持ってきてやるよッ！」
クネクネと畝る向日葵。
ル「そうだな！そん時は俺の仲間と一緒に皆で食おうッ！約束だ！ししし！笑」
パァッと元気よく花開き、大きく揺れる向日葵達。
植物の妖精“プレス”も驚きのあまり、口が塞がらない。
ゾ「なんで会話が成立してんだ」
ロ「ふふ」
その後、ミセスは向日葵達にご飯をあげた後
そそくさと自分の家へと帰っていった。
ルフィ達はプレスの案内のもと、島の中心部である城跡へと行くことになった。
プ「女王の城跡だもの…きっと何かわかるはず」
その言葉を信じ、夏エリアから城跡のある南西へと進んでいった。
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動物の妖精＝animal＝アマンダ
植物の妖精＝plant＝プレス
水の妖精＝mist＝ミセス
こんな感じで名前覚えてもらえたらと思い、ネーミングセンス無視で命名させていただきました。
女王ティタニアと科学者ニックについては後ほど…
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作者名：koi | 作成日時：2019年2月17日 0時
