恋愛奮闘記 2【ONE PIECE】 (ページ42)

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EP 91 ページ42

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「え！？ねぇ、ちょっと見て！何て可愛いトナカイさんッ♡」

「小さ～い♡私あんな小さい動物初めて見たわ！♡」

「きっと悪魔の実の能力者よッ♡本来は人間以外の生き物は巨大化するもの♡」

チョッパーを見ては群れる妖精達。

可愛い～♡とペタペタ触りだす。

ティンク島は妖精の国だ。

妖精の国に入国する際の条件として清き心が必要となる。

しかし、悪魔の宿した実を食べた者がごく稀にティンク島へと訪れる。
その際、悪魔の実の能力者で清き心を持っていたとしても何かしらの不都合が起こ得るのだ。

このところ、チョッパーは動物ではあるが体の巨大化に失敗したようだ。

ブ「私、心が折れそう…なんでいつもチョッパーさんばっかりいい思いしてるんですかッ！おかしくないですかッ？皆さん！ね？！そう思うでしょッ？！」

誰に問いかけてるのか…

キャッキャっと戯れる隅の方で1人ポツンと立っているブルック。

明らかに仲間はずれ状態。

しかし、チョッパーが巨大化失敗したのなら悪魔の実を食べたブルックはどう変化したというのだろうか。

その時…

「悪魔の実を食べた人間ならば体力が通常の半分以下になっているはずです」

そう告げたのは他の妖精達よりも一際目立つ、1人の妖精だった。

銀髪のお団子ヘアーで雪の光とともに反射していてとても綺麗だった。

「クレアさんッ！！」

名を呼び、その女性へと集まる妖精達。

彼女はこの冬エリアを取り締まる雪の妖精クレアだ。

ブ「体力低下…ですか…」

ク「ええ」

クレアの前でその言葉を受け止めるブルック。

ブ「た…確かに…なんだか胸が苦しくッ…あぁッ…！」

チ「お、おいブルック！大丈夫かッ？！もしかしてさっき走ったのがまずかったんじゃッ…！」

ブ「あッあぁ…も、もうダメッ…」

チ「おいブルック！しっかりしろッ！！」

ブ「クレアさん…ッ…最後に１つお願いが…」

チ「なんだッ？どうしたんだッ？！」

ブ「…パンツ、見せてもらってもよろしいでしょうか…」

チ「うをぉいッ！！！」

同時に妖精達に巨大な雪の塊を投げられ、埋もれてしまったブルック。

ク「………(汗)」

ご愁傷様…

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光の妖精＝light＝ライン

雪の妖精＝雪の“結晶”＝Crystal＝クレア

案内人ヴォニーに至っては適当です。
その辺りもお楽しみくださいませ。