EP 53 ページ4
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サニー号
チ「…うぅ…や、やっぱり俺も探しに行ってくるよッ！！」
ナ「ッ！ダメよチョッパー！ここはアイツらに任せましょ、チョッパーは何かあった時のために準備を！黒ひげ海賊団だもの…無傷で帰ってくるはずないわ…」
ロ「そうね。この船ももうすでに狙われてるかもしれないわ」
フ「だが、今のところ変わった様子はないようだが…」
その時、島からする声に一味全員が気づいた。
ゾ「チョッパーッ！」
サ「おいチョッパーいるかッ！」
ゾロとサンジだった。
ブ「良かった！ゾロさんとサンジさん帰ってきました！」
ロ「待って。なんだか様子がおかしいわ」
走ってくる2人が船に近づくにつれてミラの存在に気づく一味。
サンジの手にはぐったりとしたミラの姿。
身体が血で少し赤く染まっている。
ナ「ミラッ…！サンジくん！一体どうしたのッ！」
サ「話しは後だナミさん！それよりチョッパーを呼んでくれッ！！」
ナ「わ、わかったわッ！！」
そして、チョッパーはサンジからミラを受け取ると医療室へ入って行った。
甲板ではゾロとサンジが息を荒々しくたてていた。
皆その様子を心配そうに見つめる。
ナ「とりあえずフランキーとブルックはルフィとエースを呼んできてちょうだい…話はそれからにしましょ」
島に探しに出たゾロ、サンジ、ルフィ、エース。
まだ戻らないルフィとエースを呼んでくるよう指示を出した。
ゾロとサンジの様子を見て、只事ではないと悟ったからだ。
そして、2人が戻る頃
日は沈みかけ、甲板は今までにない静けさだった…
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作者名：koi | 作成日時：2019年2月17日 0時
