［第二章］31 ページ32
※病気についてはあまり詳しくは書けませんが
しばらくは目を覚ましませんし今後についてもまだ考えている段階です。
こういう話が苦手な方はすみません。
−−✕✕病院
集中治療室にいる彼女のそばに俺とふっかが着いたのは何時間も後だった
少し前まで一緒に居て笑いあって幸せな時間を過ごしていた.......はずなのに
なんで.......こんなことに.......
悔しくて悔しくて堪らない.......
「A.......目をあけてくれ.......」
「照.......」
ここまで落胆し悲しみに暮れているお前を今まで見たことない
そりゃあそうか.......大切な人が.......な
「Aさん、きっと目を覚ましてくれるよ」
照の肩にそっと手を置く
「このまま覚めなかったら.......俺」
医者から話を聞くとあらゆる検査をし原因を突き止めている段階
昏睡状態でありまずは目を覚ますまで油断は出来ないとの事
メンバー、マネージャー、一部関係者には極秘でと連絡をしておいた
Aさんの家族.......はいない
身寄りがいないAさんには照や俺がついていないと
照はAさんの手をぎゅっと握って見つめたまま
俺らに何か出来ることはないのかな.......
−−−
一旦帰り、改めて照とAさんの様子を見に来てみるけど
.......変わりなしか
なるべく様子を見に来たいが舞台が終わってから
俺らも少しずつ仕事が増えて忙しくなってきた
時間が作れるのもきっと夜が多くなる
照はきっとここで寝泊まりする事が増えるだろう
「あんまり無理すんなよ、周りにも頼っていいんだから
それに今は無茶出来ない、お前まで倒れられたら.......」
今はそれが心配だよ、俺は。と照に言うと
「大丈夫、みんなには迷惑かけないようにはしたい。でも、何かあった時は頼らせて欲しい」
「当たり前だろ？大切な人、仲間の為なら」
ふっかの存在が本当心強い
俺、まだAと行きたい所に行ってない
やりたい事が出来ていない
今はただ
毎日笑う日々が戻ってきてくれる事を願うばかり
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 295人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆらり | 作成日時：2019年7月6日 8時
