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「この前はありがとうございました」
パソコン業務をしていると深澤くんが近づいてきた
こちらこそ、皆が協力してくれたおかげで良いプレゼントを上げることが出来たから！
逆に私も皆さんに感謝してます
特に深い意味はないけど.......
「そんなAさんにはコレをあげます」
これを食べて少しでも疲れが取れれば.......と某有名なチョコレートを私にくれた
そんな気を使わなくていいのに！と言うと
「いいから、いいから。素直に受け取って？」
なんなら俺が食べさせてあげてもいいんだけど
と近づいてきたので、
すぐそうやってからかうんだから！と押し退ける
(ふっかにはそんな事出来ないでしょ)
どこからともなく現れた照くんがグイッと私を自分の元へ抱き寄せ
「ちょっと疲れてるAさんを癒してあげようかなぁって思っただけ」
こんな事言われたら女の子はドキッとしちゃうんだろうなぁ.......って考えていたら
「あいにく彼女には俺だけで間に合ってるので」
あ、また意地悪な顔をしている
「あーはいはい。笑」
じゃあAさんまたねー！ありがとう
と言い残しその場を去っていった
「ふっかだからって油断出来ないな、気をつけなきゃだよ？」
なぜか少し怒られてしまった。
深澤くんはこの前のお礼にチョコレートくれたの！
だから一緒に食べよう？
仕方ねぇな、と言うと隣から椅子を持ってきて横に座ると
包み紙を開けて.......
可愛いから食べるのもったいないね！なんて言ってると端のチョコレートを指指し私にあーんしろと言わんばかりに口を開けて待っている照くん
指示通り口に運んであげると.......
顔をくしゃっとさせ美味い！とご満悦である
「じゃあ、Aにも」
ほら、口開けて？と言われ口を開けるとチョコレートを放り込まれた
んんっ
ほんとだ！美味しい！
深澤くんやっぱりセンスあるね！
「やっぱりはなんか失礼でしょ。笑」
結果的に甘いひとときを過ごしたのであった
深澤くん、いつもありがとう
この部屋暑いしなんだか狭いけど.......
(俺の顔がでかいからだよ！！！)
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作者名：ゆらり | 作成日時：2019年7月6日 8時
