#ピンチヒッター【NJ】 ページ17
【ﾅﾑｼﾞｭﾝside】
“ちょっと処置室来て”
って、ユンギヒョンからの電話。
中には、ルート確保の準備をしてるヒョンと
ガチガチに固まったAが座っていた。
ﾕﾝｷﾞ「悪ぃなナムジュン、留置針が怖いんだと。」
ﾅﾑｼﾞｭﾝ「あぁ、何事かと思ったよ(笑)」
近くにあった椅子を持ってきてAの隣に座る。
ほんと、可哀想なくらい緊張してんな…
ﾅﾑｼﾞｭﾝ「ヒョン、一発でいけるでしょ？」
ﾕﾝｷﾞ「当然。」
ﾅﾑｼﾞｭﾝ「A聞いた？痛いのは一瞬、1回だけ頑張ればいいから。
左手動かしたら危ないから少し抑えとくな。右手貸してみ？」
A「ん…」
ﾅﾑｼﾞｭﾝ「よし、後は目瞑っとけばすぐ終わるよ。」
さりげなく左手の固定と
落ち着かせるために右手を握ってやる。
顔を背け目を瞑って
同時に握り返す手の力が強くなった。
ﾕﾝｷﾞ「刺すぞー…いちにのさんっ、」
A「っ、痛い痛い!!(涙)」
ﾕﾝｷﾞ「おい、上手く入ってんだから動くなっ。」
ﾅﾑｼﾞｭﾝ「A、せっかく頑張ったのにやり直しは嫌だろ？
後は固定すれば終わりなんだから、もう少し頑張ろう。」
A「痛いんだってばぁ…(涙)」
ﾅﾑｼﾞｭﾝ「今の痛みは時間が経てば消えるから。」
A「…っ、ぐすっ…」
ﾕﾝｷﾞ「このままちょっと待ってて、看護師呼んでくる。」
A「なんで!?」
ﾕﾝｷﾞ「固定だよ、固定。もう刺さないから安心しろ。」
ﾅﾑｼﾞｭﾝ「固定するのは俺らより看護師の方が上手だからな(笑)」
A「先生も固定上手になってよ…」
ﾅﾑｼﾞｭﾝ「別にそれくらい看護師にやってもらっていいだろ？」
A「やなの…とくに今日の人…」
ﾅﾑｼﾞｭﾝ「どうして。」
A「目の奥が笑ってないもん、ビジネススマイルだから。」
ﾅﾑｼﾞｭﾝ「そうなの？(笑)
いっつも笑顔で明るい人だって評判だけど？」
A「騙されてるね…あ、来たよ。ちゃんと目の奥見てよ。」
Ns「Aちゃん、点滴の針刺すの頑張ったんだって〜？
でもユンギ先生にやってもらったから痛くなかったでしょ？」
A「…誰がやっても痛いもんは痛いよ。」
ﾅﾑｼﾞｭﾝ「…っ、」
ダメだ、吹き出しそう…
確かに…言われてみれば声のトーンの割に目の奥笑ってないし
Aのあからさまな冷たい態度がなんとも…(笑)
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Mia - ヒロインの心の声が面白くって楽しんで読んでます！いつも更新ありがとうございます (2020年8月12日 21時) (
レス) id: 98e38f1df7 (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - ひなのさん» 後でもう一話更新します！ (2020年6月25日 19時) (レス) id: 5171ca276a (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - 今日もう更新ありませんかね？ (2020年6月25日 19時) (レス) id: d05a3451be (このIDを非表示/違反報告)
未来 - ですね！！ (2020年6月24日 16時) (レス) id: 59eb860125 (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - ぴさん» お返事ありがとうございます!!ユンギ先生とジン先生ですね、了解致しました^^これから更新していくお話の中に取り入れます♪ (2020年6月23日 19時) (レス) id: 5171ca276a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ORI
| 作成日時：2020年6月1日 20時
