▽その笑顔【じょんはん】 ページ49
【ｼﾞｮﾝﾊﾝside】
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「ここで何やってるの？」
A「外見てた。」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「まさかまた…」
A「違うよ!?ほんとにただ見てただけ!!」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「あはは、分かってるよ(笑)」
Aが戻って来て数日が経った。
みんなにこっぴどく叱られて、さすがに反省したのか
少し心配になるくらい大人しく過ごしてる。
今だってラウンジに座って、ただボーっと外を眺めてるし。
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「Aさぁ、」
A「ん？」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「ここから見える人達が"普通"だと思う？」
A「えっ？」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「いや…Aが言ってたこと、ずっと気になってて。
色々考えてたんだけど…"普通"って、簡単そうで実はものすごく難しいことなんじゃないかなって、先生思ったんだ。」
A「…、」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「だからさぁ、今の自分がどんな生活してたとしても…
その時にちゃんと笑えてたら、それで良いと思わない？」
A「…笑う？」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「もちろん、Aが思う"普通の生活"に一日でも早く近付けるように先生たちも全力を尽くすけど。今の生活の中で少しでもAが笑顔になれるように、先生頑張るから。」
A「…っ、(ｺｸﾝ」
朝起きて、学校に行って、友達と楽しく話して、たくさん遊んで。
勉強もして、バイトもして、家族や友達と旅行に行って。
自分が出掛けたい時に外に出て、帰る家がちゃんとある生活。
Aが思う"普通"はそんな感じなんだよね、きっと。
病院に縛られて、毎日検査や注射を頑張って。
それでも苦しくなって、また薬を飲んだり痛いことをされて。
ほんとに頑張ってるよ…だから、逃げ出したくなる気持ちもわかる…
でも、先生が今やってあげられることは
Aを笑顔にする、それくらいしかないんだ…
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「って事で、これ。」
A「…なに？」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「約束してたでしょ？新しいマグカップ。」
A「えっ、うそ、マグカップ!?」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「気に入ってくれるか分からないけど、開けてみて。」
A「……っ、うわっ、可愛い!!」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「可愛い？良かった。」
A「先生ありがと!!これも宝物にする!!」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「そうそう、その笑顔だよA。」
A「いひひっ、やったぁ♡」
やっぱりAの笑ってる顔は癒される。
疲れが一気に吹っ飛ぶよ。
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ORI(プロフ) - zyagaimoさん» こちらこそ、いつも読んでいただきありがとうございます( ¨̮ )温かいコメントのおかげで頑張れます。本日移行しましたので、引き続きよろしくお願いします(*ˊᵕˋ* ) (2022年11月29日 20時) (
レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
zyagaimo(プロフ) - この作品読んでたら涙が出てきます。ほんとに書いてくれてありがとうございますゆっくりで良いですのでこれからも楽しみにしてます！一日の終わりの癒しです♡ ͛ (2022年11月28日 23時) (レス) @page49 id: 997977e9f3 (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - ruiさん» リクエストありがとうございます( ¨̮ )リストには追加しておきますがお待たせしてしまうかもしれません。ご了承ください。気長にお待ち頂けると嬉しいです(*ˊᵕˋ* ) (2022年11月24日 21時) (レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - ジュンぴ推しさん» お気遣い頂きありがとうございます( ¨̮ )ちょっと予定よりバタバタしてしまって長い間放置しておりました。また再開しますので、よろしくお願いします！温かいお言葉感謝いたします❁¨̮ (2022年11月24日 21時) (レス) id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
ORI(プロフ) - 赤福食べたいさん» お返事遅くなり申し訳ありません!!ハートありがとうございます♡これからもどんどんお願い致します(笑) (2022年11月24日 21時) (レス) @page47 id: bc8df6ecae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ORI
| 作成日時：2022年10月2日 17時
