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大体、昨日のパーティーで僕がイライラしていたのは他にもある
彼女に集まる汚らしい視線だ
女として(いろんな意味で)素晴らしく成長した静
磨けば磨くほど女は輝くもので、いつもよりめかしこんだ静は
多くの招待客(男)の視線を集めていた
のを、僕はずっと番犬のように彼女の傍で威嚇していた
(いい加減自分の魅力に気付け、このアホ嫁・・・！)
今日のパーティーではボスの護衛も入っている為いつもの仕事着で参加している静
昨日と同じような格好でいこうとしていたならば
彼女を縛ってでもパーティーに行かせなかっただろう
というわけで
万が一静が汚い手に渡ろうとした時のために、僕はここに残っている
「・・・」
これまでのことを思い出しているとノックがした
扉の向こうから発せられた声が哲だとわかると僕は扉の前まで行き、鍵をあけた
扉を開ければ僕に飛びついてきた柔らかなもの
『きゃーやさーん！！！あははははっ』
「・・・」
僕の腰に両腕を回し柔らかな胸を押しつけてくるアホ嫁
めずらしく酔っている彼女に頭を痛めるも、部屋の前で苦笑いをしている哲に視線をやる
哲には会場前で見張りとして待機させていた
「山本氏から預かってきました・・・その、見ての通りひどく酔ったみたいで」
「・・・いったいどれだけ飲んできたのこのアホは」
『あほひどーい！んふふふ〜』
頭をぐりぐりとこすりつける酔っぱらい
このバケモノ肝臓の持ち主がこれだけ酔っているとなると・・・
酒樽一つでも飲みほしたか
「山本氏の説明によると。招待客の中に商人がいまして
例のボンゴレ酒をさらに研究して作ったボンゴレ酒・ストロングを
奥さんに試飲として渡したようで」
「ストロング・・・」
「アルコール度数は、ボンゴレ酒よりも強いみたいで・・・」
「(頭痛)」
「ボトル一本あけてしまった奥さんは会場中の人に絡みまくり
このままでは危険(主に旦那が)だと獄寺氏が判断し、連れてきました」
「・・・、・・・・・・ソウ・・・・・・」
ひとまず気持ちを落ち着かせるために大きく深呼吸をした
「とりあえず、その酒の製造については沢田綱吉を通して話をつけるよう伝えて
これはこっちでなんとかするから、もう下がって良いよ」
「へい・・・」
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酩酊(プロフ) - 新シリーズ楽しみだぁーーーー！！ (2019年9月2日 19時) (
レス) id: 9328736ae6 (このIDを非表示/違反報告)
四ッ谷善哉(プロフ) - 新シリーズ待ってまぁぁぁぁす！ (2019年9月1日 20時) (レス) id: 01853c894f (このIDを非表示/違反報告)
コハク(プロフ) - いつ読んでも面白い作品です！更新楽しみに待っています！ (2019年8月23日 22時) (レス) id: 8c5187e681 (このIDを非表示/違反報告)
野坂くん尊き - リクの受け付けが終了していたにもかかわらず、書いていただき、ありがとうございました！最っ高です！これからも更新頑張って下さい！応援してます！ (2019年7月31日 15時) (レス) id: 5271d69b7b (このIDを非表示/違反報告)
聖カコ(プロフ) - ああもう、かわええんじゃああ…暑くなってきましたし、無理はなさらないでくださいね。 (2019年7月25日 16時) (レス) id: 8872e55fe7 (このIDを非表示/違反報告)
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