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「本当にいくのか？」
ロマーリオさんがもう何度目かの言葉を言う
今日の霧の守護者の勝負が始まるまであと３０分
なのに、中々ロマーリオさんからの外出許可が下りません
「嬢ちゃんは怪我人だ、無理していく必要なんてないんだぜ
それにボンゴレが勝とうが負けようが
嬢ちゃんが目を塞ぎたくなるような光景は当然見るんだぞ」
『・・・でも、私は・・・ボンゴレの一人なんです、勝負の行方を見届ける義務があります
彼らの勝利を近くで祈りたいんです』
「でもなぁ」
「あんまりしつこいと嫌われるぞロマーリオ」
「ボス」
ディーノさんが病室に入ってきた
「骨もちゃんと固定してあるし、鎮痛剤も飲んだんだろ？
今日静が戦う訳ではないんだし大丈夫だって」
『・・・』
ロマーリオさんを見上げる
「・・・仕方ねえなぁ・・・」
頭をがしがしとかき溜息をついたロマーリオさん
『・・・！ありがとうございます、ロマーリオさん！』
「やめてくれぇ、そんなキラキラした目で見ないでくれ・・・行かせたくなくなる」
「ロマーリオ、お前はいつ静の親父になったんだ・・・」
「過保護にもなるだろこんな純粋な娘・・・」
「わかるけどよ・・・ほら静、そろそろ行かねえと間に合わねえぞ」
『は、はいっ』
傍にあった上着に腕を通し雪のリングを首にかけて部屋を出た
『・・・、・・・』
廊下を出て、ある部屋の扉を見る
『・・・？』
「どうした静」
『あの、わ、私とランボさんの他に、ここに入院されている方がいるんですか・・・？』
「！」
『その、微かにですけど人の気配がして・・・ごめんなさい』
「いいや、でもここにはお前とランボ以外は誰も入院してないぜ」
や、やっぱり気のせいでしたか・・・
だがディーノさんは「でも・・・」と続けた、とてもいたずらっ子のような顔で
「ここはもう使われていない廃病院だからな・・・
この世ならざる者が入院してたりするかもなぁ・・・」
『ひいいっ！！』
「ボス・・・」
「ジョーダンだジョーダン！」
冗談でもやめてください、私おばけは本当にダメなんですから！
「俺達は用事があるからついていけねえが、気を付けてな」
『はい』
ディーノさんたちにまたお辞儀をして私は病院を出た
(侮ってちゃいけねえな・・・)
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うなり(プロフ) - 久々にリボーンの作品で面白い作品を見つけました(^o^)楽しみにしてます、ゆっくりがんばってください (2018年5月19日 17時) (
レス) id: 9f35692276 (このIDを非表示/違反報告)
カコ - 続々編おめでとう！ほんとに更新早い！応援してますよ〜。 (2018年5月14日 22時) (レス) id: 667d573e94 (このIDを非表示/違反報告)
彩月(プロフ) - 初めまして！続編おめでとうございます！ 因みに私もテストでヤバいです(;゜0゜) テストお互いに頑張りましょう！ 更新頑張ってください (2018年5月13日 15時) (レス) id: fcd32d35a3 (このIDを非表示/違反報告)
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