検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:944 hit

6 ページ6

side:you


『げほっ、もしもし...?』

お互いの家で何回も遊ぶようになった頃。勝手知ったる、なんて言葉がぴったりな位には行っていた。最早第二の家だ。

季節の変わり目だったから、風邪引きやすいねなんて話をした次の次の日位に、電話がかかってきた。

それはもう、予想どうりだった。

「もしもし、らずです...鬱くん?風邪かな、大丈夫?」
『...だいじょばない...っけほ、』
「うーん...鍵ポストに入れといて、看病したる。寝とくんやぞ?」
『っうん、』

喉がやられてるみたいだったし、鼻声だったし...おっとこれは...?移る感じか?


______


とりあえず必要なものを買って鬱くんの家へ。

ポストをあさって鍵を取りだし家に入ると、鬱くんの咳が聞こえてきた。

「鬱くーん、熱はかろ?」
「...ん、」

鬱くんの服を引っ張って脇に体温計を挟む。体温計の冷たさに驚いて、鬱くんは熱い体をはねさせる。

「鬱くん、大丈夫だからね。」

優しく頭を撫でて、体温計がなるのを待つ。夜になると熱が上がるかもしれないから、ちょっとその事も考えながら。


てか鬱くんお前ぇ...かわいすぎやしないか。



.

7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定タグ:wrwrd! , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:よるそら。 | 作成日時:2019年5月21日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。