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・side黄 ページ34
Aはいた。
めめに抱き抱えられ、何故か顔を隠すようにめめの上着が掛けられている。
だらりと垂れる腕の指先は
まだ僅かに震えていた。
目黒「俺が連れて帰ります」
深澤「⋯⋯えっと、それはめめがAの家にって事？」
目黒「はい。
俺がAの側にいたいです」
その真っ直ぐな言葉と視線にふっかが息を飲んだ。
翔太がミトに向けるそれとよく似た、
お前、それはさ。
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作者名：シナモ
| 作成日時：2022年11月28日 21時
