… ページ6
｢さっきはありがとうございました。｣
エ ｢いいのいいの｣
あの後、男はふらつきながらもどこかへ消えていった。
エ ｢それにしても怖かったでしょ？ダメだよ？女の子が1人でこんな時間に外に出たら｣
｢…いいんです。別に大丈夫、ですから。｣
エ ｢良くなかったじゃん。危なかったんだよ？｣
｢それはごめんなさい…。｣
私はエイジさんと目を合わせることが出来なかった。
こういう優しさは慣れてなくて私は、嫌いだ。
ー
ｶﾁｯ
ふわっと広がる私の嫌いな匂い。
思わず手で鼻を押さえてしまった。
エ ｢あ！ごめん、タバコ嫌いだった？｣
エイジさんは私の様子を見てつけたばったのタバコを消した。
｢こ、こっちこそごめんなさい！タバコ勿体ないですよ？気にしないで下さい。私、もう帰りますから…｣
エ ｢いいの！こっちこそごめん。気にしないで。俺、家まで送ってくよ。｣
そういうと暗くて見えなかったが、パソコンをリュックにしまい、飲みかけの缶ビールを手に持ってそれを飲み干そうとしていた。
(…あ、同じ缶ビール)
そう思うとやはり顔に出ていたのかエイジさんはあっという顔をして飲んでいた中身を捨て始めた。
｢え！何してるんですか！？｣
エ ｢何してるって、捨ててんの｣
｢なんで捨ててるんですか！勿体ないです！｣
エ ｢えぇー？だって、Aさんビールも嫌いなんでしょ？｣
なんかさっきから助けて貰って気を遣わせて本当に申し訳無くなってきた。
エ ｢そんなしゅんとしないでよ笑気にしないで｣
｢…気にします。｣
私がそういうとエイジさんは頭をわしゃわしゃ撫でてくる。
｢わっ｣
エ ｢大丈夫だから、帰ろ？｣
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Nanatsu(プロフ) - コーヒーゼリーさん！作品最後まで読んで頂きありがとうございました(o^∀^o)次も楽しみにして頂けてとても嬉しいです！ (2019年8月8日 0時) (
レス) id: f4bd641282 (このIDを非表示/違反報告)
コーヒーゼリー - 作品終わりましたね！！凄くよかったです！今度書く、幼馴染みとか短編集も楽しみにしてますね！！ (2019年8月7日 18時) (レス) id: 848e04a385 (このIDを非表示/違反報告)
Nanatsu(プロフ) - コーヒーゼリーさん、ありがとうございます！気長に待って頂けたら幸いですm(｡v_v｡)m (2019年7月29日 2時) (レス) id: f4bd641282 (このIDを非表示/違反報告)
コーヒーゼリー - めっちゃ内容好きで、読ませてもらってます！夢主ちゃんの過去凄い深そうですね…。続き楽しみにしてますね！ (2019年7月25日 23時) (レス) id: 848e04a385 (このIDを非表示/違反報告)
Nanatsu(プロフ) - かなとさん、教えていただきありがとうございます！完全に見落としていました…！ (2019年7月15日 17時) (レス) id: f4bd641282 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nanatsu | 作成日時：2019年7月15日 16時
