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E side.


そらは一通り話終えるとタバコを消して
俺の方をむく。


そ 「俺の大学の友達、Aさんの幼馴染みらしい。たまに辛すぎてその子にだけ話してたみたい。」

エ 「…そっか。」


俺は何も言えなくてただ口から煙を出すしかなかった。


そ 「俺ね、その子にえいちゃんのこと話したの。えいちゃんとAさん遊びに行くんだってって。」

エ 「うん。」

そ 「そしたらさ、珍しい!って驚いてた。だからさ…」









「えいちゃんにならAさんの心開くこと出来ると思うんだ俺。」


そらは今度は本当に真剣な顔で俺を見てくる。



でも、それって本当にいいのかな。
Aさんは望んでないかもしれない。



エ 「なんで、そこまで…」

そ 「友達が、友達がねAさんがえいちゃんと仲良くなったのは助けてほしいからだと思うって言ってた。」

エ 「俺に?」

そ 「そう!それにえいちゃんAさんのこと気になってるんでしょ?笑」





確かに気になっているし、
彼女の最近の態度は気に入らないから
どうにかしたい。

勝手にどかどか踏み込んでいいものなのか?


そ 「もう、えいちゃんってば奥手だね」

エ 「…うるせぇな。」

そ 「大丈夫だよ、えいちゃんなら」


何を根拠にそんなこと言ってんだ。

それでもそんな言葉に勇気づけられちゃうんだから俺も結構単純なのだ。





リ 「え!ねぇ、ちょっとまだベランダにいたの?早く戻っておいでよ」




俺達は吸いかけのタバコを消して部屋の中へと戻っていった。

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Nanatsu(プロフ) - コーヒーゼリーさん!作品最後まで読んで頂きありがとうございました(o^∀^o)次も楽しみにして頂けてとても嬉しいです! (2019年8月8日 0時) (レス) id: f4bd641282 (このIDを非表示/違反報告)
コーヒーゼリー - 作品終わりましたね!!凄くよかったです!今度書く、幼馴染みとか短編集も楽しみにしてますね!! (2019年8月7日 18時) (レス) id: 848e04a385 (このIDを非表示/違反報告)
Nanatsu(プロフ) - コーヒーゼリーさん、ありがとうございます!気長に待って頂けたら幸いですm(。v_v。)m (2019年7月29日 2時) (レス) id: f4bd641282 (このIDを非表示/違反報告)
コーヒーゼリー - めっちゃ内容好きで、読ませてもらってます!夢主ちゃんの過去凄い深そうですね…。続き楽しみにしてますね! (2019年7月25日 23時) (レス) id: 848e04a385 (このIDを非表示/違反報告)
Nanatsu(プロフ) - かなとさん、教えていただきありがとうございます!完全に見落としていました…! (2019年7月15日 17時) (レス) id: f4bd641282 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nanatsu | 作成日時:2019年7月15日 16時

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