君との距離は数センチ (ページ12)

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story12 ページ12

kosei side

檜・あ「いただきます」

Aの作ってくれたハンバーグを

向かい合って食べる

この時間が俺は好き

檜「ハンバーグおいし」

あ「そう？良かった」

小さい頃から面倒見が良くて

いつもにこにこしていた彼女

俺と青木はずっとお姉ちゃんって慕ってて

でも、

小学校の時

確か俺が2年で

Aが中学生で

俺の知らない場所で男友達と話すのを見て

すごく嫌な気持ちになった

それを青木に言ったら

青「檜山くん、それは恋じゃない？」

檜「え？恋？」

青「そう。檜山くんはAちゃんが好きなんだよ！」

檜「Aちゃんが好き…」

初めて生まれた恋心だった

でも5歳も離れているから

中学生も高校も全く被らなくて

たまにこの年齢差を悔やんだりもした

そして

AとAのパパ、ママのあの日

交通事故で

Aは1人で家にいた

パパがママに覆い被さる形で守ってたって後に聞いた

あの優しいパパらしいなって思った

それと同時に

Aのパパがいなくなった分

パパが大切にしていた

Aは俺が守るんだって決めた日だった

あ「光成？どうしたの？ぼーっとして」

檜「あ、ううん。なんでもない。寝よ」

気がついたらぼーっとしてたみたい

ギュッ

彼女の小さな手を握って

2人で寝室に向かう

檜「おやすみ」

あ「おやすみなさい」

いつものように隣同士で

腕枕をする

あ「光成いつも痛くないの？」

って言われるけど

彼女を近くに感じられるから好きなんだ

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ありがとうございます！！！！

そしてフレッシャーズ発表されましたね

少年忍者の飛躍に期待してます。

ちろるちょこ