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渚side
オレンジ色のバリアのようなものに驚いて外に出てみると既にカメラマンらしき人やアナウンサーらしき人に埋め尽くされていた。
インターネットを開くと殺せんせーに関する記事が画面を埋め尽くす。まるで殺せんせーが全て悪いような書き方をされている。これは国からの暗殺らしい。全て用意されてたんだ。僕達の知らない所で。
夜『ま、こうなるからパパラッチどもの邪魔をしてやろうと思って。』
業「なるほど。それで布をみんなに被せて写真やら動画やらを撮られないようにしようって事か。」
夜『正解。業、この布みんなにうまく被せて。私は被せた時にみんながパニックにならないよう魔法で脳内に直接話しかけとくから。』
業「それ大丈夫なの？」
夜『幻想郷の魔法使いたちにとってはハードルが低すぎるくらいだ。』
渚「業！A！いたんだ。」
夜『ん？話聞いてた？そういう事だからよろしく。』
やや早口で言ったAから少しだけど焦りを感じた。そして数秒後に布が被せられた。アナウンサー達が何か言ってるのが聞こえる。
夜『ねぇ。』
驚くほど低い声に一瞬体が震えるのがわかった。声だけなのに、僕らに向けられたものでもないのに一瞬怖いと思った自分がいた。
Aは布からどんどん出て、カメラの前で止まった。
夜『これ生放送？ねぇ、みんなの中で顔とか写して良いって言った人いる？』
しんと静まり返った。誰も手もあげないし、返事もしない。
夜『まぁ、そうだよね。それなのに良いの？勝手に人の顔写して放送してさ。法律違反でしょ？』
アナ「しかし私達には事実を報道する義務が…！」
夜『事実？散々話遮って無理やり貴方達の望むような情報にしておいて何が事実だよ。笑わせないで。』
アナ「しかし！」
Aとアナウンサーが言い合ってるのが聞こえる。大丈夫かな。
烏「そこまでだ。報道の許可は出していない。この子達は私達が保護する。」
夜『遅いよ烏間先生。』
烏「遅れて申し訳ない。さ、こっちに来てくれ。」
業「あんなにヘイト集めて。何してんの？」
業の少し怒った声が聞こえてきた。
夜『ごめんごめん。つい言いたくなっちゃって。ヘイトくらいは大丈夫。もともと命狙われてるくらいだし。』
業「いや、何が大丈夫なのか全然わかんないんだけど。次何かやったらお仕置きね。」
夜『ん？なんか言った？』
業「うん言った。」
夜『聞いてなかったから無しねそれ。』
業「やだに決まってんじゃん。」
夜『チッ。』
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桜 - はい。 (2019年4月29日 20時) (
レス) id: f4327bfb3f (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 桜さん» お褒めの言葉、ありがとうございます。更新ペース遅いですが楽しみにしていてください。 (2019年4月16日 5時) (レス) id: 95579c86a7 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 凄い編集能力ですね！この後どうなるのかなぁ (2019年4月15日 19時) (レス) id: f4327bfb3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜 | 作成日時：2019年3月31日 11時
