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Aside
いま下校中なんですがまた抱きつかれておりまーす。私はぬいぐるみじゃないんだからいい加減離してくれよ…。ま、帰りは下りだからいいけど。
業「ねぇ、今日もうちきてよ。」
夜『やだ。』
昨日何したのか覚えてないのかな？自ら危険に足突っ込みたくないんだけど？
業「もしかして昨日みたいなことされると思ってビビってる？」
夜『ビビってるかどうかはさて置き、昨日されてて供されないって考えるのは無理。』
業「へぇ。でもさぁ。」
そこまでいうと背筋を指でなぞってきた。
夜『ひゃっ。』
後ろでニヤニヤ笑う業。逃さないってか？魔法薬を取り出すためにポケットに手を突っ込む。
業「来ないならまだ続けちゃおっかな〜。」
この体勢からなら全力疾走すれば多分振り切れる！位置についてーってつけねぇ。よし、スタンディングスタートでいいや。位置についてー。
浅「おい。夜咲A。用がある。」
ん？この人は…生徒会長さんじゃん。なんでここにいるの？てか懐かしいな夜咲って。浅野は私の腕を掴んで引っ張っていこうとした。
夜『あ？え、ちょっと！？』
すると反対の腕も掴まれる。
業「浅野クン、Aは俺のだから一緒に行ってもいいよね？」
おいこら私は物じゃないぞ。
浅「僕はAにだけ用がある。赤羽、お前はお呼びでない。」
何この空気。てか二人とも腕掴む力強すぎ。私でも少し痛いんだけど。普通の女の子だったら骨折れるんじゃね？
シュッ
そんな音と同時に片方の力が抜けていく。え、こっちの方って…
夜『業！？』
さっきまで掴まれてた手で支える。
夜『ちょっ、起きて！？』
目は瞑ってるけど死んではない。ん？ポケットの感覚が変な気が…。それに急な眠気が…待てよ、シュッて音、突然倒れた業、変なポケットの感覚、突然の眠気…まさか。
振り返ると案の定私の霧吹きを持った浅野が。
浅「ちょっと利用させてもらった。」
変な毒とかじゃなくてよかった。けど業は多分しばらく起きない。前は少し読めていたからあまり吸わなかったけど、今回は不意打ちに近い。かなり吸ってるはず。
浅「さ、ついてきてもらおうか。」
夜『ヤダね。』
すると眠っている業に小さなナイフらしきものを向ける。
浅「じゃあコイツがどうなってもいいのか？」
コイツ…！
夜『分かった。ついてく。だからそのナイフおろして。』
ニヤリと笑った浅野に、うまく私は本校舎に連れてかれた。ここまでして私に聞きたいことってなんなの？
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桜 - はい。 (2019年4月29日 20時) (
レス) id: f4327bfb3f (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 桜さん» お褒めの言葉、ありがとうございます。更新ペース遅いですが楽しみにしていてください。 (2019年4月16日 5時) (レス) id: 95579c86a7 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 凄い編集能力ですね！この後どうなるのかなぁ (2019年4月15日 19時) (レス) id: f4327bfb3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜 | 作成日時：2019年3月31日 11時
