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Aside
業「う…。」
バサッっと業がこちらに倒れこむ。使ったのは強い睡眠薬のようなもの。偶然別の魔法薬を作ろうとしたらできた代物だ。それを霧吹きに入れて部屋に置いておいた。因みに吸うだけで効果がある。それをテレポートさせたのだ。
さっと服装を整える。なんで最初からこうしなかったのだろう。あ、失敗作だし使う機会もなかったからか。今度なんかあったらまた使おう。まぁ業はどうせ朝まで起きないだろうし一緒に寝るのもアレだからソファー借りよう。
取り敢えずリビングに戻ろうと動いた時だった。
ガシッ
あ。やばい？やばいやつ？効いてない系？まあでもこっからなら振り切れる。一応確認のために振り返る。
やっぱり業が私の腕を掴んでいた。
夜『えーと、業君。離してくださいな。』
業「やだ。」
…。逃げろー！
業「ちょっ。待ってって。」
ん？そういやなんか掴む力弱くない？
夜『なんでしょーかね？』
業「そんな警戒しなくてもなんもしないって。てか何かできるほど体動かないし。あの薬作った本人なら効力大体わかってるでしょ？」
うん、分かってる。まともに吸い込めば一瞬で寝るくらいだ。ま、死ぬほどではないからめちゃ強いわけでもないけど。
夜『で、どうしたら離してくるの？』
ぐいっと腕を引かれて、そのまま抱きつかれる。
業「このまま寝よ？」
夜『はぁ？』
業「父さんや母さんの部屋で寝かせるわけにもいかないし、ソファーってわけにもいかないし。ここしかないんだよね。」
夜『だったら最初から人なんて呼ぶんじゃねぇ！』
業「いーじゃん別に。」
夜『あーもう。分かったよ。』
こうしないとどうせ腕離しててくんないしね。
業「おやすみ。」
そういって、ほおに軽くキスをしてきた。
夜『うん。おやすみ。』
殺せんせー。そういう意味だったんだ。まぁでも明日死刑だな。
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桜 - はい。 (2019年4月29日 20時) (
レス) id: f4327bfb3f (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 桜さん» お褒めの言葉、ありがとうございます。更新ペース遅いですが楽しみにしていてください。 (2019年4月16日 5時) (レス) id: 95579c86a7 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 凄い編集能力ですね！この後どうなるのかなぁ (2019年4月15日 19時) (レス) id: f4327bfb3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜 | 作成日時：2019年3月31日 11時
