東方×暗殺教室【裏切り(？)】3 (ページ3)

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続き
渚side

教室に戻ってすぐ、Aさんはクラスメイトに頭を下げた。

夜『受験前の大事な時期に授業を妨害してすみませんでした。』

Aさんがあっさり頭を下げた事に僕は少し驚いていた。もう少し頭を下げる事に抵抗があるのではないかと思っていた。

魔「それよりA、Aのお母さんが魔法使いじゃないってどういう事だ？」

さっき魔理沙さんから少し聞いたけど、通常僕らの住んでいる世界で忘れられた者は幻想郷に幻想入りするらしい。

霊「魔法使いではないのに魔法がなんで使えたかっていう方が適切かもしれないわね。」

夜『アイツはたいしかに「魔法を使う」事ができる。しかし魔法使いと言えないのは、「魔力」を持ってないからだ。魔法使いになるには「魔力」と「魔力を使う力」が必要になる。ただし、アイツは他人の魔力を吸収し、その魔力を使う事ができる。だから私や魔理沙が居る時は魔法を使う事ができる。しかしこの世界の人間は大抵魔力を、持っていない。だから魔法は使えない。』

霊「要するに魔法を使えなければ幻想入りしないってわけね。けどなんでアンタはそれだけ魔力を持っているの？」

夜『運がいいんだか悪いんだか、私の父が魔力を持っていて、子供である私に遺伝したんだろうね。そっから母親からの仕打ちで魔力が増幅してったって感じかな。』

魔「魔力とか使う力って遺伝するんだ…。」