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＊
手首に繋いだ鎖なんて、外すつもりなんて無い
君があの時紡いでくれた糸が、鎖になっただけじゃないか
君があの時、僕の病室に来てくれたあの日
君と僕の小指に繋がれた真っ赤な運命の赤い糸に引かれるように、君は来てくれた
嬉しかったよ、炭酸が無くなったサイダーのように刺激のない生活に色がついた!!
だから、こんな素晴らしい生活が終わらないように
いつかは切れてしまう糸から、
一生外すことの出来ない、鎖に変えたんだ
誰かが僕達の縁を切ってしまわないように
切れてしまわないように
君とずっと一緒にいたいから、離れたくないから、傍にいたいから、見守っていたいから、恋していたいから、愛していたいから、愛し合いたいから
誰にも外せない、誰にも邪魔されない
そんな、熱い愛をこめた、僕の頑丈な鎖
きっと君はまだ気づいてない
＊
続く (更新停止中)
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作者名：夏目さくら | 作成日時：2017年4月21日 17時
