雪龍組の日常２ (ページ1)

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子供みたいなページ1

～数分前～

黒side

俺たちは2人でおやつを食べようとしてたんです。お互い1つずつ好きなの選んで。俺がこのチョコ、Aがブラウニー。

『うわあ、このブルーの包み紙もオシャレ赤くなった顔美味しそうです』

黒「女の子ってこういう包み紙でもテンション上がるんだね」

『そうですね～可愛くて見てるだけで楽しくなります！』

で、まずこのチョコを2人で食ったんだけど…
なんかお酒入ってたっぽくて

黒いハート「…やば、これ酒入ってんな、○○大丈夫？」

『…ーっ…』

黒「…あー俺、やった？これ…やばいやつ？」

『んん…ん…』

Aとろんとろんになっちゃって。

黒「…なんかちょっとエiロいんだよなぁー…」

『…れ.ん…さん…』

黒「ん？どした？」

『ぎゅ…』

黒「ぎゅ？」

『…ぎゅー…したい、です』

ぷつん(何かが切れた音)

黒「いいよ？こっちおいで？」

『ん…』

ヨロヨロとこっちにくるAを捕まえて、脇に手を入れてひょいと抱きかかえ、胡座をかいてる俺の上に跨る様に座らせた。

黒「…この体制無理、自分でやっといなんだけど、ごめ、俺もう限界だわ」

そのまま両手でAの頬を包み、鼻と鼻を近づける。そのままその唇に吸い付いてやろう…と思ってた。

黒「、、ッ」

黒「…俺、泣いてるヤツ襲う趣味はねぇんだけど」

『泣いて…なんて』

黒「涙、流れてる」

顔を少し離して親指で涙を拭う。

黒「そんなに嫌だった？…急に距離詰めすぎたかな…」

正直こいつの部屋に入ってからあんま余裕がなかったのは事実。なんかいつの間にAって呼び捨てで呼んじゃってるし…Aピュアだもんなぁ…

目の前で…らんとぉ…起きたら…シンプルに、こわくないですか！？うう"わあッ…例え警察がいても怖いですよ、、う、うう』

黒「…そゆことか、うん、怖かったな？」

佐久間くん達が狙われてる事は聞いてたし、Aもいないからで屋敷はちょっとしたパニックになってた。

皆、無事に帰ってきたけど、この様子を見ると何があったかは大体想像がつく。

目の前で涙をとめないAの頭を撫でながら、目線を合わせて話を聞く

『安心感があったの、は、本当です…でもこわっ…い、それ表にだした、ら…心配、かけちゃ、、…』