◇結局こうなるんだね？ ページ39
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あ「…よっしゃ、やるか…。」
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2年生になってからの生活にちょうど慣れ始めたな…
そんな風に思い始めた時期。
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私は朝早くに学校に来て
ある人の朝練に付き合っていた。
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その人物は…＿＿＿＿＿＿
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あ「はい！終了！…んで、これが今のタイム！」
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荒北「アァァァ…、マジかァ…ッ！！」
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そう、私と同じクラスで問題児(と私は認識している)
荒北靖友である。
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昨日の部活の後に、今のままでは…まだ福ちゃん(福富)に
追いつけないから、少し朝練に付き合って欲しいと
珍しく(失礼)礼儀正しく頼まれたものだから
付き合ってあげることにした…＿＿＿のだが…。
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あ「ん〜、ちょっとタイム落ちてるね。
まぁ、朝って言うのもあると思うけど…。」
荒北「アァァッ！！クソッ！！
なかなか上がんねェな！！」
あ「…んー、そうだなー…。
ペース配分を変えてみるとかは？」
荒北「ペース配分？」
あ「うん、今靖友が走ってきたコースは前半は緩やかで
後半に山が来るコース。つまり、どっちも
同じペースじゃ足が持たないでしょ？」
荒北「うん。」
あ「途中経過を見てても、靖友は前半は調子が良いけど
後半になるとタイムが伸びてない。
だから、前半は軽いウォームアップのつもりで漕いで
後半まで体力を持続できるように意識する…とか。」
荒北「前半はゆっくりの、後半で勝負する…。」
あ「そうそう！靖友は平坦でも山頂でも偏りが少ないから
きっとペース配分をもっと意識すれば
一気にタイムは縮まると思うよ。」
荒北「…なーるほどォ…。」
あ「あとは自分でコース確認をするときに
軽く頭の中でペース配分を考えられるぐらいの
癖がつけば完璧じゃない？」
荒北「よーし、分かった。もう一周走ってくるワ。」
あ「はーい、頑張ってー！」
荒北「ハァイ。」
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そんな会話を交えながら、私たちは練習を繰り返した。
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りら。(プロフ) - 少し手直ししてます！ (2022年4月28日 11時) (
レス) id: d67b6f1530 (このIDを非表示/違反報告)
りら。(プロフ) - 悠人くん🐣さん» コメントありがとうございます！！頑張って更新します！これからも楽しみに待っていてください！ (2022年3月20日 22時) (レス) id: d67b6f1530 (このIDを非表示/違反報告)
悠人くん🐣 - 続き待ってます‼ (2022年3月16日 14時) (レス) @page36 id: 80affee4b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りら。 | 作成日時：2022年2月2日 15時
