【鬼滅の刃】彼氏は遊郭の常連らしい【伊黒小芭内】

常連九名 ページ11

No side





そして次の日から誓約通り2人は接触を避けはじめた






まぁ、どうせ





お互い人まで顔を合わせることもなく





あっという間に二週間がすぎるだろう






そう思っていた。







しかし






そういう時に限って今日は柱合回会議








宇髄「おいおい今日はやけに静かだな、お前ら」






宇髄がじっとAを見つめる







「えっ？なんのことですか？」







不死川「いつもは2人揃って…




会議が始まるまでイチャイチャしてやがったのに




どういう風の吹き回しだｧ?」









悲鳴嶼「すれ違う2人の恋…南無阿弥」









宇髄「おぉ‼もしかしてついて別れんのか‼」








「いや、別にそういうわけじゃ」





質問をしまくる男どもに



ただただAは困惑していた













すると…
























「そこまで」



















どこからか制止の声が聞こえてきた






その声の主は




































写柱 水都A












「水都さん‼」












水都は水柄と同じ名を持つ柱で





亡き煉獄杏寿郎の想い人である








「人のプライベートに口出しするのは失礼に値する」








宇髄「はいはい、わーったよ」









「水都さん…‼」







クールで強い彼女を




水柄Aはとても尊敬していた








「ありがとうございます‼」






「ん、これくらい大丈夫。





それより水柄さんも大丈夫？




もししんどくなったらいつでも相談してね」







そう言ってポンポンだと頭を撫でる水都







「はっ、はい‼」







さすが女が惚れる女、と言ったところか






そうやって微笑む姿はとてもうつくしく

























撫でる手つきは





どこか煉獄杏寿郎に似ていた

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