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killing night 20 ページ21

『んっ…?』

ピクリと目が覚めて起きるとまだ暗い部屋のままで、まだ深夜なのだとすぐにわかる。

また眠りたいところだったがあいにく私は目が冴えてしまった。

目が覚めると眠る前までいたセンラはもちろんいない。
きっとこの布団を掛けてくれたのもセンラなのだろうから感謝くらいはしたかった。

『どうしよう。』
そうポロリと一言こぼすとどこからかの視線を感じた。

視線の先へ目を向けるとそこには一匹のたぬきが私をじっと見つめていたのだ。

『たぬき…?』

この船で飼われているのだろうか。名前もまだ知らないためとりあえず見つめ返すとたぬきはどこかへ走り出してしまった。

『あ…待って、』

話せなくともあの愛らしい姿を見ていればいつの間にか眠れると思っていたのに、行ってしまったからつい追いかけてしまった。

部屋は暗くよく見えずらいのだが少し光のさす扉の方へ向かう。

やっと部屋を出れた、と思ったのに部屋を出てすぐの段差に気がつかず引っかかってしまったのだ。

これで転んだら大きな音でみんなが起きてしまって申し訳ないなと思いつつ次の痛みを待つことにした。


「っ、ぶねぇ…」

痛みの代わりに暖かい手に身体を支えられて、その場に座らされた。

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神楽 - いいですね〜!!もっとイチャついてほしいっす←更新頑張って下さい! (2018年11月4日 2時) (レス) id: b691fd4806 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うめた。 | 作成日時:2018年10月22日 22時

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