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い ページ4
病気なんて一言も聞いたことなかった。
坂「まーしー…、ごめんな。俺知っとったんや。Aの病気のことも、まーしーに黙っとったことも。」
そう言って坂田は一枚の紙を見せてきた。
それはAのカルテだった。
記された字には聞いたことのない名前の病気。
ずっと前から寿命宣告を受けていて、発作も酷かったらしい。
俺の知らないところでずっとずっとAは苦しんでいた。
俺が盲腸になった時も毎日毎日病院まで来てくれて、俺を励ましてくれた。
でも、なんで寿命がわかってたならなんで俺に言ってくれなかったんだ
最期くらい俺といたいって言ってくれなかったんだ。
こんな気持ちになるなら、知らなければよかった。好きにならなければよかった。
お前のことを忘れることができるはずないのに。
坂「まーしー、これ。」
志麻へって書いてある手紙だった。
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あゆめ - すごく泣きました。何度も読み返しては泣きました。前作も読ませていただきました。これからも陰ながら応援しています。 (2018年8月11日 9時) (
レス) id: 550e74ac25 (このIDを非表示/違反報告)
miu寝子(プロフ) - とても良かったです！他の小説も楽しみにしてます！ (2018年8月10日 22時) (レス) id: 91ae6f4483 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うめた。
| 作成日時：2018年8月10日 22時
