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｢…それからあの方はとある山の中に本拠地を作った。自分の力、頭脳、話術、全てを駆使して仲間を集めた。ダテたちと出会ったのはそれから3年ほどたった時だった。｣
｢当てもなく彷徨ってた俺と翔太を見つけたあの人が俺たちに声をかけてくれた。あの人は直ぐに俺らの境遇を察して匿ってくれた。命の恩人だ。｣
｢そこで俺たち3人は出会って…。年も近いからよく一緒にいるようになった。｣
男はダテたちを匿うだけでなく、異能のコントロールが出来るよう、力の使い方を教えた。
助けてもらったダテと翔太、そしてリョウはその男に、何があっても着いていくと決めた。
しかし年が若い3人を男は戦いに巻き込むつもりは無くむしろ戦いから遠ざけるようにしていた。しかし、3人がそれで納得するはずがなく…
｢俺らは大人顔負けの力を身につけた。それから、あの人に戦いに加えてもらうよう必死に頼んだ。結局あの人が折れる形で戦いに加わることができた。｣
それから3人は戦いに参加していく事となった。
異能の集団を率いたその男は自身の異能や頭脳全てを使ってこの国に報復した。順調にそれは進み本当に国を変えるのではないか…そう噂されるほどにその集団は大きくなった。
しかし、それは突然終わりを迎えた。
｢…あの日、私はあの方と話したあと、自分の部屋に戻ろうとした。その時急に本拠地が敵襲にあった。身内に裏切り者がいた。そいつは金と権力に目がくらんで、あの方を売ったんだ…。｣
｢俺らは必死に戦ったけど、どんどん劣勢になった。厄介なことにそいつはもしもの時の逃げ道も教えていたんだ。そのせいで…仲間は次々に命を落とした。｣
そして、その本拠地は瞬く間に炎に包まれた。
｢俺らはどうにかあの方だけでも助けようとした。必死で探して部屋に行くと、あの方は炎に包まれる部屋に、傷だらけで…、息も絶え絶えに倒れていた。｣
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さくら(プロフ) - orikacoさん» コメントありがとうございます！温かいお言葉、本当にありがとうございます、励みになっております！これからも亀更新ではございますが楽しんでいただけるよう精進します！ (2023年2月18日 23時) (
レス) id: 1995ada5eb (このIDを非表示/違反報告)
orikaco(プロフ) - お忙しい中、更新ありがとうございます！久しぶりの更新に歓喜しております( ˊᵕˋ*)さくら様のペースで大丈夫なので、これからも頑張って下さいね。気長に楽しみにしています。 (2023年2月8日 21時) (レス) @page20 id: 95f4d7b396 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 鳥本さん» コメントありがとうございます。お礼を伝えるのが大変遅くなってしまい申し訳ありません。温かいお言葉本当にありがとうございます！ (2023年2月8日 21時) (レス) id: 1995ada5eb (このIDを非表示/違反報告)
鳥本 - すごく面白いです (2021年12月5日 19時) (レス) @page16 id: 68c869632c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2021年6月12日 18時
