第2話 ページ2
nb「待ちくたびれたよ、涼太。」
ベランダの窓を開け、彼を自室に招き入れる。
dt「ごめん、遅くなった。」
nb「来てくれないのかと思った…。」
そう言いながら俺は彼の首に腕を回した。身長は同じくらいなのだが、少しだけ俺の方が低い。わざと覗き込むように、上目遣いで彼を見つめると、口が半分開き、また困ったような顔をする。
困った時口を半開きにするのは彼の癖なんだよな…。その顔が愛しくて、たまに意地悪をしてしまうのだ…なんて考えてると、いつの間にか彼はそっと俺の腰に手を回し、いとも簡単に俺を抱えた。
これが、お姫様抱っこっていうやつ？
nb「ちょっと…涼太。」
dt「自分から煽っといて恥ずかしがるんだ？」
nb「えっ、まって、俺煽ったつもりないよ？？」
困らせたいとは思った、でも煽ったつもりはなかったんだけど…？
何だか恥ずかしくなり俯いていると、
dt「ずるいね…翔太」
nb「えっ…あっ…」
いつの間にか運ばれたベッドの上で、ゆっくりと押し倒され優しく口を塞がれる。軽い口付けはやがてどんどん激しく、甘く深くなる。
俺らの秘密の時間。日が昇る前までのわずかな時間。
ほんの少しの背徳感を感じながら、確実に愛を確かめ合うように、少し恥じらいながら…足を絡める。
ねぇ…今夜はどこまでいけるの…？
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youjin(プロフ) - みかぷさん» コメントありがとうございます！あまりにも見切り発車になってしまった為、なんとかハッピーエンドにすることができて私も安心しております(泣)つたない私の作品を最初から見てくださり好きだと言ってくださってありがとうございます！ (2020年4月2日 20時) (
レス) id: 9f973415f0 (このIDを非表示/違反報告)
みかぷ(プロフ) - コメント失礼します！更新最初からずーーっと見ててものすごく好きです！！完結おめでとうございます！！最後の最後でお父様にバレずにくっついてほんとにホッとしました笑お疲れ様でした!!! (2020年4月2日 19時) (レス) id: 7be4d62213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2020年3月11日 19時
