推しがまふまふくんを好きすぎる件について【男主】

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「エゾじゃん。そこ2人はまだ仲良かったんだ。」


底辺仲間を本当のネット名で呼ぶウォルくんを見て少し昔を思い出すのである。

まふくんやそらるさんはその頃からすでに人気があって、それに憧れて投稿を始めた俺と、ウォルくんは50マイリスくらいの時に知り合った。

souくんもおんなじくらいの時期だったと思う。

いや、souくんは一発目から人気だったかな……。

なんでsouくんと相互なんだろ俺……。すげーな。

まぁ、今じゃ化け物みたいな人気の二人だけれど、投稿し始めた時期が同じだから知り合いなのだ。


「顔だけコンビだからな。」

「お、俺は歌い手するから！！ちゃんと歌い手するから！！」

「言っとくけど俺ゲームうめぇから。」

「うっ……、」


そんなやり取りをしてればウォルくんは笑った。


「俺準備手伝ってこなきゃだから行くけど、今度通話とかコラボとかしよ。んじゃ。」


そんなことを言い残して行ってしまったウォルくん。


「え、え、え、コラボだって、え！！ヤバくね！？」

「お前ウォルくんとコラボしたらさすがに下手が目立ってコメントで叩かれ」

「ま、まふくんかそらるさんにミックスを頼もう。そうしよう。そうすればきっと辛うじて聞ける音になるはずだ。」


いい出来事を胸にライブの舞台に立った俺は久しぶりにキャーキャー言われるのである。

2部の交流会と握手会をして財布を眺めて底辺仲間の後をついていく。

焼肉屋に居たのはまふくんとそらるさんとキヨさんとうらたさんである。

いつものメンバーなので緊張はしないが、財布をもう一度眺めた。


「え、奢ってくれんの？俺も？俺もいいの？ろじっくくん。」

「き、き、キヨさんは……」

「蓮が全部奢ります。食いまくってください。」

「ちょ、底辺仲間ッ、まって、」

「何ろじの奢りなの？食え。まふ。食うんだ。まふのならいくらでも奢るよなろじ！一番高いの行け！！」

「お、奢りますけど……」

「ぼ、僕そんなに食べられませんよっ……、」

「いやまふくんはもっと食べてください。そんながりがりじゃ死んじゃいますよ！！食べてください。いっぱい食べてください。」



「よしゃーーー俺達も一杯食うぞおおおお。」



あぁ、うらたんは今日もドS絶好調で結構です。

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