推しがまふまふくんを好きすぎる件について【男主】

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「お前ちょっと来い。」

「え、なに。」

「髪ダセェ。」


楽屋でワックスをちょちょってつけられて、アイロンで髪を撫でられる。

30秒で、30秒で、ものすごく俺かっこよくなっている。


「えぇえええ俺イケメン。」

「死ね。」


また殴られたが、底辺仲間すげぇ！！

まふくんに見せて来よう！！


「ちょっと行ってくる！」

「え、ちょ、まっ、」

「あ、その前にsnow撮ろう。こっち来て。」

「……お前さ、」

「おん。」

「マジでネットとリアル変んねーのな。」

「え、みんな変わるもん？」

「……さぁ。あー、撮るぞ。」


音がしない中撮られたsnowの俺は大変アホ面である。


「ちょ、ま、もっかい。」

「お前ら何撮ってんの。」

「あ、うらたさん。」


背後から肩を組まれて振り向けばうらたんがいる。

ひょこっと出てきたまふくんに抱き着きそうになりながらをぐっと理性を抑える。

今日もまふくんは天使だ。

結婚結婚。


「キミが、ろじといっつも通話してる子？」

「あー、たぶん？」

「底辺の頃からの友達だからこれからもずっと仲良くしてきたいあの子？」

「ちょ、うらたさん！？」


影で褒めたのがバレる。バレてしまう。

必死に背後から止めようとすればドンと背中を押された。

目の前にはまふくん。

ひゅーん。ばーん。


まふくんの綺麗な顔が至近距離にある。

俺の赤面した顔がきっと目の前にあることだろう。

現在俺は今うらたんに背中を押されて、まふくんを押し倒している。


「ろじが、まふ以外の誰かを好きなんて言うから、まふ嫉妬してたんだぞ。」

「え、ホントですか！？」


至近距離でそう叫ぶとまふくんは目を見開かせた。



「え、ちょ、僕そんなこと言いましたか！？うらたさん！？え、ちょ、ろじっくくん、近い近いからっ〜〜〜〜！そらるさーーーーーんたすけてっ」

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