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健二郎side








健二郎「あーちょっと亜嵐タオル」



「んんっ.....ゲホゲホッ」




ジュースを飲み終えて数分後



Aの背中が大きく波打ったのを見て


亜嵐が持っていたタオルに手を伸ばした。





健二郎「ごめんごめん、気持ち悪かったね」



「やぁ〜ゲホゲホッ!」



吐いたのはほとんど胃液だった。




健二郎「経口では難しそうやな、もう点滴繋ごか」



亜嵐「そうだね、和室の準備してくる」




Aを洗面所まで抱っこで連れて行き


口をゆすがせてから、遅れて和室へと向かった。




亜嵐「そこに寝かせてくれる?」



健二郎「A〜お布団入ろう。一緒にねんねしよ」






玲於「やぁぁ〜ねんねないのっ!」



亜嵐「ん?眠たくないの?」



玲於「んん...だっこ!」




亜嵐が敷いてくれた布団にAをおろすと



隣からはわめき声が聞こえてくる。




亜嵐が玲於に手を焼いているみたいだ。




亜嵐「玲於〜、Aも一緒にねんねするから」




玲於とAを隣同士で寝かせると



泣き声はぴたりと止んで


肌を密着させて体を委ねあっている。





亜嵐「すぐ眠りそうだね」




服をぬらしていた涙は止まり


落ち着いた呼吸が感じられる。





亜嵐「今のところ高熱でもないし、吐いちゃったから、ノロの可能性が高いね」


健二郎「そうやな、お腹痛いって言い出しそう...」



亜嵐「後でも良いからオムツ穿かせとく?」


健二郎「せやなぁ、その方が安心やな」






そして安心したような寝息が聞こえてきた頃



その細い腕に点滴を繋いだ。

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美紀 - GENE大好きで涼太くんとあらんくんとれおくんよりのオールです最高です三代目は臣君と岩ちゃんと今市君寄りのオール担当です最高です (2019年3月11日 19時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
みやあ(プロフ) - りなgさん» 双子ちゃんの絡み多めに書きますね^^笑 (2019年1月9日 20時) (レス) id: ebdab1c73a (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - Part4でもカワユイ双子ちゃんのお話が読めるのを楽しみにしてます(^^) (2019年1月6日 23時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
みやあ(プロフ) - りすさん» コメントありがとうございます^^更新しましたのでぜひ^^ (2018年12月30日 21時) (レス) id: ebdab1c73a (このIDを非表示/違反報告)
りす - この小説大好きです!楽しみにしてます! (2018年12月28日 20時) (レス) id: bbf5ed0df5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みやあ | 作成日時:2018年11月16日 15時

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