Doctors-3JSB-GENE

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亜嵐side








涼太「で、その足どうするの？」



夕食作りに取り掛かっていた涼太も


俺が手こずっているのを見て加わって来た。



直人「大丈夫、お風呂で洗ったから」


亜嵐「洗ったって、水掛けただけでしょ。まだ砂とか残ってるかもしれないし、ちゃんと洗浄しないと」



患部をしっかり観察すると



細々とした草や砂が僅かに残っている。





「直人くん、痛い痛い？」



直人「ん〜なんでもないよ」



なんで強がっちゃうかな.....




ずっと一緒にいた双子も


直兄が怪我したことに気付いてなかったみたい。




きっと、自分の身体より双子、だったんだろうね。




直兄が怪我をしていたことを知った双子はもう



直兄にべったり(笑)





亜嵐「直兄の体の中に入っちゃうばい菌をやっつけないといけないの」



玲於「ばいばいきーんって？」



涼太「ふふふっそうだね、ばいばいきーんって」(笑)



これには思わず、涼太だけじゃなく


直兄も口元を押さえて笑っていた。






ばいばいきーんって、ねぇ(笑)





亜嵐「じゃぁ玲於とAは直兄と手繋いでて貰おうかな」



双子「はぁ〜い！」




強力な助っ人も加わったところで



さっと洗浄だけ済ませておこう。

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