とあるコンビニ店員の日記【呪術廻戦】

1日目:スイーツ ページ1

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コンビニというのは、色んな人がよく使うので、個性的な人たちも多く店へ来る。






ここのコンビニは、特に変な……と言ったらダメなのだろうが、そんな人達が多い……ような気がする。





なので日記を付けようと思う。





三日坊主で終わる気がするけど、せっかくなので。





記念すべき1日目となる今日は、白髪にマスク？のようなもので目を覆っているお客さんだった。




その人はよくコンビニのスイーツを買っている人で、甘いものが好きなんだろう。





だけど、今日はコンビニのスイーツが全て売り切れてしまっていた。





在庫を出している時に、その目隠しさんの、「そんな…スイーツが無いだなんてッ…！！」という絶望の声を聞いた私は、レジに戻った。




本当はここまですることなんてないんだけど、いつもスイーツを買ってもらっているし…と思ったので、私は店長が特別にいいよとくれた、もうすぐ賞味期限が切れるスイーツのある場所を確認した。





目隠しさんは、チョコレート菓子などをカゴに入れ、少し落ち込んだ様子でレジへやって来た。





「あの」




私は話しかけた。




「はい？」





「これ、良かったら……賞味期限迫ってますけど……」




「えっ」





良いんですか？と目隠しの人は……目隠ししているからよく分からないけど、驚いた。



はい、と頷けば、目隠しの人は、ぱあっと嬉しそうに顔を輝かせて、お礼を言ってくれた。






「お礼はいつか必ずするから！」





私は、いや、良いですと断ったけど、その人は聞いていないようだった。
割と不審者な感じの人なので、お礼とか何か大丈夫なのだろうかと思う。



まあいいか。喜んでもらえて何よりだった。






今日はこのくらいしか書くことは無いから、また明日にしよう。

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