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樹「おい、職業言っただけだぞ(笑)」
風「なんで俺に紹介してくれなかったの！？」
健「ナナミは年下圏外だから」
・・・やっぱAっぽいな、ナナさん。
風「え〜！会いたいんだけど！？」
佑「風磨だけには会わせたくないわ」
風「なんでよー！」
樹「すぐ取り入ろうとしそうだしな(笑)」
風「ふふ、まぁね。あ！でもぉ〜、俺が地味に狙ってるのサクラちゃんだから！25歳まで待つ」
大「やめとけよ」
佑「サクラは難しいだろ」
樹「ないない」
風「わかんないでしょ？」
いや〜マジでサクラちゃんの25歳が楽しみだわ、と風磨はニンマリ微笑むと「で、ナナちゃんと何ヶ月付き合ったの？」とさなぴーに質問を返した。
健「出会って1年くらい経ったくらいだよね」
佑「そうね」
健「俺に報告来たのは、夏くらいからかな？」
佑「そんくらいだね」
まぁ、いろいろあったけど。さなぴーは意味深に言ってまたビールを飲むと健人が「で、すごい良いデートというのは？」と好奇心全開な顔でさなぴーを見つめると彼は「はぁ」とため息をついた。
佑「・・・朝日、見に行ったわけ」
樹「え、ロマンチック！」
健「ナナミ朝弱いじゃん、マジで？(笑)」
佑「あいつが行きたいっていうから」
風「そんな映画みたいなデートすんだ、意外」
翔「いつもどんなデートしてんの？」
美「詳しくお願い」
みんなの好奇心を全面に受けたさなぴーは「・・・今日だけだからな？」と俺らを見ると今まで頑なに隠してたそれを話し始めた。
佑「デートはもうパターン化しちゃってる」
風「どういう風に？」
佑「大体月2、3で会うから、一回のデートが長くなりがち」
この前は金曜夜から日曜朝まで一緒にいた、とさなぴーは言うと「月2って少なくない？」と樹が指摘した。
佑「うん。お互い忙しいし。まぁ・・・会うときは、ね？」
翔「存分に楽しむと？」
謙「あはは(笑)確かに全然家にいない週末が多いよね」
風「どこで過ごすわけ？」
佑「・・・ホテル？」
健「あはは、だろうね(笑)」
風「ホテルいいよね〜・・・あとでどこ使ってるか教えて」
佑「無理(笑)」
樹「鉢合わせたら気まずいでしょ」
風「確かに。」
でもこの前は例外だったよ、とさなぴーはまたビールを飲むと何かを思い出すように天を仰ぎ「あの日は9時くらいに迎えに行ってまぁ普通にご飯食べたりしてからホテル行くわけじゃん？」と話し始めた。
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作者名：愛美
| 作成日時：2020年9月20日 2時
