サンジュウイチ ページ31
カップル限定だけあって薄暗くて雰囲気はある
｢なんか、すごいね、笑｣
JK：どれも美味しそう。
｢(;ﾟДﾟ)｣
あなたには雰囲気も関係ないんですね...！！
そのまま前へ進むと、
｢急に止まってどうしたの？｣
JK：いや、あれ
前を見ると暗いためシルエットでしかわからないけどカップルの影が重なっていた
｢ラブラブだね。笑｣
JK：うん。
一本道だからそのカップルが進まないことにはさすがに追い抜かすなんてできないし私達はそこに止まるしかなかった
ぎゅっ
｢わっ、なに!?｣
JK：え？手繋いだ。
｢そんなのわかってるよっ...なんで｣
JK：そんなムードだったじゃん
｢いや全然｣
JK：A...
より強く手を握ってくる
顔は見てないからわかんないけど落ち込んでる感じ
｢だって魚美味しそうとか言われたらムードなんて感じないよ...笑｣
JK：だってそう思ったんだもん
｢ジョングクらしいけどさ笑笑｣
気づいたら前にいたカップルはいなくなっていて私達も再び前に進む
JK：あーだからあのカップルはキスしてたんだね
ジョングクの目線の先を見るとキッシンググラミーという熱帯魚がいた。キスをするピンク色の魚。キスする理由は喧嘩で口で威嚇してるらしいけど見た目は可愛らしくてなるほどなって思った
｢喧嘩でも可愛いね笑｣
JK：.......今、ムードでてるよね...？
｢えっ.....でてない！！！｣
JK：あっそ。
手は繋がれたままでなんか気に食わなかったようで強く引っ張られる
薄暗くてもわかるほど、ジョングクの耳は真っ赤だった。
私って単純だなぁ...笑笑
もうこんなにもあなたに惹かれてる
歳は取っても心はまだ高校生の時のままのようだ。
｢ふふっ笑｣
JK：なに...
｢相変わらず、照れ屋さんだな〜って笑｣
JK：Aに言われたくないし
｢てか、もう出口じゃん｣
出口を出たらカメラを持った店員がいた
店員：こちらも期間限定で無料で記念撮影させて頂いております〜どうぞこちらへ！
言われるがまま背景パネルの前に連れてかれる
店員：撮りまーす！
なんかジョングクはノリノリで私の肩に手を回し顔は満面の笑み
JK：普通だったら1,500円かかるのに無料ってでかいよね
｢そうだね笑｣
JK：あーでもどうしよう〜
｢要らないなら捨てれば...？｣
JK：部屋に飾るか会社の机に飾るか...迷うな笑
ずるいよ...
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cooky - キュンキュン止まんない))ｷｭﾝｷｭﾝｷｭﾝｷｭﾝｷｭﾝｷｭﾝ… (2019年7月27日 20時) (
レス) id: 13ad5ea90e (このIDを非表示/違反報告)
れをる(プロフ) - みっきーさん» ありがとうございます！(;_;) (2019年6月27日 1時) (レス) id: 1a1227cb8c (このIDを非表示/違反報告)
みっきー - これ、すき。 (2019年6月26日 4時) (レス) id: 14d5e6f1ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆーね(プロフ) - cookyさん» 嬉しすぎて死にそうです笑ありがとうございます:-) (2019年6月16日 23時) (レス) id: 1a1227cb8c (このIDを非表示/違反報告)
cooky - 本当に面白すぎて死ぬ…笑 めっちゃ続き気になります！頑張ってください！ (2019年6月16日 22時) (レス) id: 13ad5ea90e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れをる
| 作成日時：2019年5月19日 0時
