KISSから始まるホントの恋《Ren.N》

Waitｰ待つｰ ページ5

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あれからすぐに次の日が来て放課後が来てしまった。









早くもあちこちで噂が...。









レイナ『にしても噂早いねー。』




ユミ『気をつけなよ！』




『うん...。あっ...神宮寺先輩。』




神宮寺『あっ！レイナ！帰ろっ！』




レイナ『うん！じゃあまたね！』




『ばいばい！』









永瀬ってほんとに来るのかな...。









平野『お邪魔します！あっ...。違う！笑失礼しまーす！』




ユミ『紫耀くん！じゃ...A！またあしたね！』




『うん！またね！』









本当は失礼しまーすとかなのに、お邪魔しますと天然ぶりが見れて癒された。









にしても遅い...。私騙された？









やっぱあんな男信じなきゃよかった。









A永瀬。いつ来るの?









既読もされない。1人寂しく教室で待ってたら、いつの間にか寝てた。









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気づけば5時。目を覚ますと隣の席で寝ている綺麗な顔。









ん？！









あれ...？これって...ジャージ？









しかも...









“ な が せ ”









起こさずいてくれたんだ。









にしても綺麗な顔だな。永瀬...。









羨ましいよ...。









起こさないと...。









『ねね！ごめんね！永瀬...起きて？』









待たせていらいらしてたけど、イライラなんてどっか行った。









だって、起こさずいてくれたんだもん。









永瀬『んー...起きたん？』



『うん。ごめんね？』



永瀬『気持ちよさそうに寝てたから。んーーーっ！』









寝てたからぐーっと伸びている永瀬。









『あっ...！ジャージありがとう！』




永瀬『おう！』




『待って！』




永瀬『ん？』




『洗わせて！』




永瀬『は？ええよ！』




『いいの！寝てる時の汗とかついてたら嫌だし...。』




永瀬『Aちゃんって...。』









顔が近づく永瀬。こんな綺麗な顔にドキドキする私...。






ううん。かっこいいからよ。好きなんかじゃない。






永瀬『意外と優しいんやな笑んじゃ...。こんな時間やけど勉強してくれる？』









聞いてくれる永瀬も優しい。







なんて直接言えない。





『いいよ！』

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