10. ページ10
それからの日々...。
『廉くん！今日も教えて？』
廉『ええよ！』
ある程度Aは手話出来るようになり、
簡単な手話は、通じるようになった。
せやけど、クラスのみんなとはあまり仲良くなれてないんや。
《今日は、テストと手話の勉強やろうね！》
こいつは気にせず笑顔で俺に話しかけてくれる。
廉《ええよ！A。》
？『A！』
誰かがAのこと呼んでる。
『あっ！フウカ！あっ！廉！ノート貸して？』
俺はノートを貸すと...
《私の親友フウカ！実はね、フウカね、優太のこと好きなんだ！》
そうなんや。
『こちら、フウカ！』
《フ ウ カ》
フウカ『はじめまして！習い事してて、なかなか会えなかった！』
『フウカ！廉は、耳聞こえないからゆっくり話して？』
廉《大丈夫やで。》
俺はAと過ごしてわかったことがある。
俺に気を使うのは仲良くなりたいから。
別に同情なんてしてない。
と
Aに1度言われた。
―――少し前。
廉《なんでこんな俺と仲良くしたいん？なんで気を使うん？》
ｸﾞｲｯ
なんなん...。。。
ノートをいきなりとって、
長文書いてる。
それを見ると...。
《気を使うのは悪くないでしょ？廉と仲良くなりたいだけ。耳が聴こえないから！って同情なんてしてないし、むしろたくさん話したいから、手話も覚えたい。それに、廉の力になりたい。》
こういうふうに言われてから俺は一人で悩まず済んだのだ。
―――現在。
フウカ『永瀬くん！私も仲良くなりたいからよろしくね！』
廉《よろしく。》
『廉！』
廉『なに？』
『貸して？ノート。』
廉『うん』
ノートを貸すと...。
《優太は、鈍感だからフウカがアタックしても気付かない人だから。》
確かに鈍感そうやな。笑
フウカ『あっ！そろそろ帰るね！』
『はーい！』
俺はこうしてAという可愛いやつとバカな優太。Aの親友フウカちゃんと友達ができ、最高の日々がくれたんや。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 591人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「永瀬廉」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
LOVE(プロフ) - 聴こえない彼2のパスワード解除しました(*^^*) 引き続きよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年7月17日 23時) (
レス) id: 5092ac736c (このIDを非表示/違反報告)
LOVE(プロフ) - Shihoさん» おもしろいと言ってくれて嬉しいです(*^^*)月曜日ぐらいにパスワード解除しますのでもう少々お待ちくださいm(_ _)m (2019年7月11日 21時) (レス) id: 5092ac736c (このIDを非表示/違反報告)
LOVE(プロフ) - たぬきさん» 遅くなってすいません！月曜日ぐらいにパスワード解除しますのでもう少々お待ちくださいm(_ _)m (2019年7月11日 21時) (レス) id: 5092ac736c (このIDを非表示/違反報告)
Shiho(プロフ) - 続編のパスワードを教えて頂けませんか？作品がとても面白かったので続きが読みたいです！ (2019年7月11日 21時) (レス) id: 5c5c78c4dc (このIDを非表示/違反報告)
たぬき(プロフ) - 聴こえない彼の2のパスワードを教えていただけないでしょうか？ (2019年6月13日 14時) (レス) id: 9e0f7d62f9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：LOVE
| 作成日時：2019年5月13日 23時
