聴こえない彼...《Ren.N》

23. ページ23

Aん家で手術のことを話してくれた。









『廉...。今まで言えなくてごめんね。』

廉『全然ええよ？なんも悪くないで？』

『でもｯｯｯ...。』









ずっと俺に言わなかった理由は...









――――――手術をするには1年ぐらい病院にかよってもらう。









そして優しいAは...。









――――――廉に辛い思いさせたくない。









廉『言ってくれてありがとうな？』

『ううんっ！』

廉『俺...どうすればええかな。』









Aは、言葉を探してる。









『検査だけでもしてみたら？
もしかしたら、廉の耳治るかもしれない！』

廉『A。』









俺はAを好きになる度









どんどん声が聴きたくなる。









手術をして治るならしてみたい。









少し悩んでいると...









ｷﾞｭｯ









Aは、手を握って。









『怖かったら怖いんでいいんだよ？
廉の気持ちを1番にしなきゃ。それに、お母さんにもちゃんと話そうね？』

廉『おう！』









ホンマに優しくて可愛いA。









俺はそっとAに近づき









ﾁｭｯ









はじめて唇を重ねた。


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作者から

読んで下さりありがとうございます！
応援コメントなどしてくれると素直に嬉しいですし、私のやる気にもなります^^*

今後もよろしくお願いします！

By LOVE

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