573,言われねぇでも分かってる ページ18
「お前は何も間違ってねぇよ。けど今、フラフラだ」
私は、いいんだってば
皆とまた笑える日が来れば
我慢できるんだって言いたいのに
口が動かない
声が出ない
目の前の光景に釘付けになった
「お前が拭えねえもんは俺達が拭う。
理想(オールマイト)を超える為に、
お前も雄英の避難民も街の人も…
もれなく救けて勝つんだ」
「…あ」
かっちゃんは勝って救うを譲らない性格だった。
私の存在をいつも否定して
私を超えると言っていた
そのかっちゃんが、
私が望んでいる“救けて勝つ”と言ってくれた。
肯定してくれた。
ずっと私が求めていた言葉だった。
私はかっちゃんに認めて欲しかったんだ。
「なん、で…」
だって、私…かっちゃんの事嫌いって
最低な事言ったのに…っ
1番言っちゃいけない事、みんなに言ったのに…
いいのかな…
こんな私がまだ、みんなと一緒にいて…
一緒にいたいって望んでもいいの?
隣にいる資格…あるのかなぁ…っ
「…ごめん、なさ…っ」
…もう、私が知っているような
あの頃のかっちゃんじゃない
彼は、とっくに自分の弱さを認めて…
自分を乗り越えたんだ。
かっちゃんだけじゃない。
皆もとっくに…私なんかよりずっと先にいたんだね
「…っ……ごめん」
目に大粒の涙が溢れて、視界がぼやけ始めた
「…ついてこれない、とか…っ言って」
無意識にに手を伸ばし
一歩踏み出しながら
「大嫌いとか言って、ごめ、…んなさ…」
もう一歩踏み出そうとするもバランスを崩し、
意識を保つのも限界だった。
気絶してそのまま路面に倒れ込む寸前で
爆豪が受け止める
「…わーってる」
彼の表情は穏やかで
強く、しかし優しく少女を抱きしめる
「俺を誰だと思ってンだ。ずっとお前の事を
誰よりも見てた幼馴染なんだから」
腕の中で眠るAを
愛おしそうに見つめながら言う
「嫌いっつー言葉が全部
嘘だって事くらい分かンだよ、馬鹿。
てめぇが嫌がっても、もうぜってー離れねぇ。
後悔するくらい、何度でも隣にいてやんよ」
いつのまにか雨は止んでいた
続く (更新停止中)
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詩音 - 続きが気になります頑張ってください応援してます (4月16日 21時) (
レス) id: 00e3a06737 (このIDを非表示/違反報告)
ただの豆 - 本当っっっっっっ大好きです!!話作るのが上手くて、いつも号泣してます!体調に気をつけて更新頑張って下さい!ずっとずっとまってます(*´▽`*) (2月24日 20時) (
レス) @page18 id: d88abc67e9 (このIDを非表示/違反報告)
あわわ - 絵も美しいしお話も面白くて大好きです!!!!!!!更新頑張って下さい!応援してます!!!!!!!! (1月5日 15時) (
レス) id: 7fb9555d7d (このIDを非表示/違反報告)
無希(ナキ)(プロフ) - 狐ノ宴さん» わあああ!褒め言葉のオンパレードだああ!ありがとうございます、またご期待に添えるように精進しますね!コメント下さりありがとうございました! (12月28日 13時) (
レス) @page18 id: 99f9af42b5 (このIDを非表示/違反報告)
狐ノ宴 - 絵がとても美しいです!色使いもとてもうまいです!絵もお話も大好きです! (12月18日 17時) (
レス) id: 1acb63e0c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無希
| 作成日時:2025年12月14日 15時


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