余命1ヶ月

4人目 ページ5

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「すみませ〜ん！ちょっといいですか？」



「……何、ナンパ？」



【4人目 : 女子高生】



「インタビュー？あははっ！うける〜」



スマホを片手に、髪の毛の色が派手な女子高生に声をかけた



「はい！仮の話、あなたは余命1ヶ月です。その1ヶ月どう過ごしますか？」



女子高生はとんでもないスピードでLINEの返信をしているのか、ツイートをしているのかわからないが文字を打っていた



そして笑いながら



「そんなん好きなことするに決まってんじゃーん！」



ニコッと笑って、ピースサインした



「具体的に言うとどんな風にですか？」



「具体的ー？んーカラオケ行ったり映画行ったり？勉強とか絶対しないよ！」



この子らしい発言だなと微笑ましく思いながら、ペンを動かしていると



「でもさー私見ての通り頭悪いからさ



やっぱ周りの人とかには迷惑かけてきたつーかねー



ラスト一日とかは、その人らにまじで感謝の気持ち伝えてから逝くわ。」



彼女がそんなことを言うので



「…あなたの生き方、最高ですね！」



僕も彼女を見て微笑み、笑顔で言った



「でしょー！？いえーい！」



4人目は、テンションの高い高校生の女の子だった





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