おそ兄が大好きだァァァァァァアァァァァァァ！！！！【おそ松さん】

さ ページ5

マフィおそ×あなた




Aside




「この度Aお嬢様は、松野ファミリーのボスと結婚することが決定しました。」



A「……………



………は…？;;」



あまりに突然の報告に、食べかけの小さなマフィンをぽろっと落とした



A「……ま、



マフィアだぁぁぁぁっっっ！？！？！！？」



……私、あの世界的有名な松野ファミリーのボスと結婚するらしい



______



A「あり得ないんだけど！！！！;;何勝手に決めてんのよ！！！！;;」



執事のガードを突破し、私はママの部屋のドアをバンっと開け入るなり怒鳴った



母「………口を慎みなさいA。もう決まったことなのよ」



ママはいつもの様な冷静さで簡単に返答してきた



A「っ…いっつも私のこと決めてさぁ！！;ほんといい加減にしてくれる！？;」



どんなにギャーギャー喚いてもママはそれ以来私にも口を聞いてくれなかった



……執事やガード、メイドも入ってきてさすがの私も諦め



A「このクソババア！！！;化粧濃いいのどうにかしろ！！！！;;」



執事「おっ！？;;お嬢様っ！！;;」



この様な捨て台詞を吐いた後



母「……」←かなり怒っている



______バタンッ



また部屋の扉を乱雑に開けて飛び出し、自分の部屋のベッドに潜った



………嫌だ



勝手に人生決められるのも



こんなフリフリで動きにくい服も



縛られた生活も



好きな時間におやつ食べたいし、好きな料理食べたいし好きなことがしたい



…好きな人と結婚したい



改めてそう思うと、涙がぶわわだと溢れてきた



A「……でも



お嬢様である限りそれは無理なことなんだよなぁぁぁぁぁ……くそおおお…;;」



お嬢様なんて糞食らえだ、来世は普通の人間になりたい



来世を信じて私はグッと堪えた



しばらくすると



メイド「お、お嬢様…明日のお昼12時にマフィアのボスとm」



A「わかったわかったわかった！！;もう出てって！！;」



メイドが私の部屋に入って聞きたくなかったことを伝えにきた



……明日会うのか…マフィアのボスに



松野ファミリーって有名だけど顔とかわかんないなぁ。



…特にボスが一番やばいって噂は聞いたことある(身震い)



………はぁ。もういいよ…;もう諦めた



どうせママには逆らえないんだ



どんな変な奴でもどんな危ない奴でも私の旦那になるんだ…



絶望しながら私はそのまま眠りについた

ん→←兄

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