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「なんでいるのさ」
「久しぶりにAの飯食いたいなって思ってん」
コネシマはあっけらかんと答えた。
私は定食屋か。それともあんた専属の調理師か。
「今はそんな気分じゃない。帰って」
「なんや冷たいなあ。そんなんやから結婚できひんねん」
指先がぴくりと動く。今は触れられたくない話題だった。
「結婚する気すらないやつに言われたくない」
いつもの私だったら、こいつに歯向かうようなことは言わない。だから目の前のこいつも訝しげに私を見てくる。
「お前、今日おかしいで」
「別に、いつも通りだよ」
「……振られたんか」
図星だ。
「振られたから、そんなに機嫌悪いんか」
「あんたには関係ない。帰って」
「いんや、関係あるな」
想像もしていなかった返答に困惑する。
「……なんでよ」
「A、今フリーやろ」
「だから何」
「いや、俺と付き合ってほしいなー、って」
「っは……？」
こいつはそんなことを口にする人間だったか。私の知っているこの男は、恋愛には興味のない人間だったはずだ。
「なんで」
私の質問には答えず、コネシマは自信満々に言う。
「俺やったらお前のことを振らへんで」
「信用ならない」
「……俺は浮気なんてせえへんで」
普段は傍若無人だが、何だかんだ筋は通す男だ。浮気なんてしないのは分かっている。
「そもそも、私のこと好きなの？」
「好きやで」
真っ直ぐとした瞳に射抜かれる。
俺ならお前を愛してやれる。言外にそう伝えられた気がした。
「……駄目か？」
「……ううん。よろしく、コネシマ」
不安そうな表情が一気に明るくなる。
ああ、こいつは本当に私のことが好きなんだな。
(契約成立やな)
(こんな便利な女、手放すわけないやろ)
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スイ(プロフ) - 脳内お花畑さん» スイさんは神ですよ←お花畑さんですね！りょーかいしました！ (2019年7月6日 3時) (
レス) id: fc5840509f (このIDを非表示/違反報告)
脳内お花畑(プロフ) - スイさん» スイさん！！いつもいつもありがとうございます！もしかしてスイさんは神ですか？それとお花畑で良いですよ！ (2019年7月6日 2時) (レス) id: 999cc5b25a (このIDを非表示/違反報告)
スイ(プロフ) - 脳内お花畑さんの作品他の見よーおもたらすでにお気に入り作品にしてて草← (2019年7月6日 2時) (レス) id: fc5840509f (このIDを非表示/違反報告)
かよ(プロフ) - かこつです！リクエスト答えていただきありがとうございます (2019年7月2日 15時) (レス) id: 33b10db5e5 (このIDを非表示/違反報告)
脳内お花畑(プロフ) - ベリーさん» なるほど！察しが悪くてすみません…！私も昔見てましたよ、かわいいですよね〜。多分主はNo.6ちゃんのようなことはしないと思いますけど…。萌え禿げたのならエミさんのお話を見ましょう！そうしましょう！ (2019年6月30日 0時) (レス) id: 999cc5b25a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：脳内お花畑
| 作成日時：2019年5月31日 19時
